フランスのシンガーソングライターのジョルジュ・ムスタキさんが亡くなったと新聞で読んだのはいつだったか。
6月のことだったかなと思ってインターネットを検索したら、2013.5.23のことだった。とすれば私の誕生日の直前だったことになる。彼は1934年5月3日生まれというから、私よりも5歳年上ということになる。
ムスタキを知ったのはNHKのテレビのフランス語講座で彼のMa solitudeが演奏されたときだった。多分そのときの講師だった丸山圭三郎さんが一度演奏会に行って、とても感銘を受けた歌手だと述べておられたと思う。
ムスタキはギリシア系のフランス人であり、なんだか深い感じのするシンガーであった。Youtubeで、この「私の孤独」を聞いてみたが、リフレインの
Non, je ne suis jamais seul (ノン ジュ ヌ スイ ジャメ スル)
Avec ma solitude (アベック マ ソリチュード)
をムスタキについて歌ってしまった。他の曲も聞いてみたが、私にはやはり聞き覚えのあるこのMa solitudeが一番胸にジンとくるようだ。
ムスタキのことを書こうと思いながら、忘れてしまっていた。ようやくムスタキのことを書けて肩の荷が下りた感じがする。Youtubeでときどきムスタキの歌を聞いて彼を偲ぶことにしよう。