8月24日に高松の香川大学教育学部で徳島科学史研究会と科学史学会の合同例会に出席した。
そのときに製紙等の紙に関する報告をする人の講演を聞いているうちに、紙って何に使われているのだろうと疑問になって講演後に質問をしたら、紙の用途として7種類くらいあることがわかった。
そのうちの全部ではないが、覚えているものをここに書く。7wといわれるらしいが、まず印刷をするものとして(write), つぎに包むものとして(wrap), それから拭くものとして(wipe), 続いて織るものとして(weave), 着るものとして(wear), そして加工するものとして(work)等である。
もう一つがよくわからないが、もう一つあるらしい。印刷や包装については言を要しないが、拭くものとしてはトイレットペーパーやティシユペーパーを思い出せば、十分だろう。
weaveはよくわからないが、折り紙とかはそうかもしれない。wearは昔なら、油を引いて合羽にしたものだが、現在では紙を素材にした衣服がファッションショーで出品されたりする。workはなににあたるかはよく聞かなったが、ちぎり絵でworkする人もおられる。
紙の用途について考えを巡らせる機会を先週の土曜日にもったのは思いがけないことであった。