物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

googleでなんでもわかる?

2013-11-13 16:10:30 | 本と雑誌

数日前の朝食後に英語のsubsectionとは日本語で何と訳しているかなと思って英和辞典を引いてみたら、細区分とか、小区分とかの訳しか載っていなかった。

その訳は間違ってはいないが、本やレポートとか論文の中に出てくるのを私は知っているのだから、ちょっと日本語訳としては違和感を感じた。

それで「subsectionは小節と訳されているのではなかったかな」とちょっと大きな声で独り言をつぶやいたら、すぐに妻がスマホでgoogle検索をしてくれた。そしてやはり小節と訳されているという。

それで重ねてsubsubsectionはどう訳されているかと尋ねたら、小々節と訳されていると即座に答えが帰ってきた。じゃあ、本の構成などはどうなっているのと聞いたら、

Part(部), Chapter(章), Section(節), Subsection(小節), Subsubsection(小小節)の順だという。これはすべての英語の本でそういう構成になっているわけではなかろうが、確かにそういう構成の本があることは知っている。

だが、英語の辞書とかを開いてそのことを知ることはなかなか難しい。特にsubsubsectionはかなり大きな英和辞典にも載っていない。また、いまWebsterを引いてみたが、さすがにこの語は載っていなかった。

じゃあ使わないのかといえば、私が知っているくらいだから実際には使うのである。インターネットの検索とそのサイトや情報がインターネット上にあることを知ってなかなか辞書とか文献はもうかなわないなと感じた次第であった。


cloud

2013-11-13 11:31:26 | 日記・エッセイ・コラム

今週の月曜の夜のTEDカンファランスのスーパープレゼンは雲を鑑賞している人の講演であった。

確かにCloudspotting legitimates doing nothing (雲を見つけることはなにもしないことを正当化する)かもしれない。

ここで、英語に強くはない私はspottingを辞書をたよりに「見出すこと」としたが、これはいいのだろうか。雲(の形)を楽しむこととでも意訳をしたいところだが。

また、メモが取るのが遅かったので、doing nothing のところが間違っているかもしれない。

しかし、なんでも人間は正確なメモが取れたりはしないものだから、ある程度は推測によるところがあっても仕方がない。

それとlegitimateなどという語は知らなかったわけではないが、実際に文の中でお目にかかったことはなかった。

と書いて辞書を調べてみたら、どこかでやはりlegitimateに出会ったらしく、引いた辞書のところに赤線が入れてあった(注)。

この辞書で引いた語に赤線を引くという習慣は学生時代に新聞で読んだ、外国語学習のための勧めである。

(注) legitimateという語はどうも法律関係の語のような気がする。ligitimateには最近話題の「嫡出と認める」という訳語もある。この語は形容詞で「合法的な」「適法の」という訳もある。だから、多分法律用語として使われるのであろう。

なお、嫡出は「ちゃくしつ」と読むらしい。最近、話題になったのは、非嫡出子と嫡出子との間の遺産相続の権利の差があるのは憲法違反という判決だった。