メニエル氏症候群とはどんな病気なのか。
これは大学に勤めていたころ同僚の一人がこのメニエル氏症候群にかかったという話を聞いたことがあった。
実は私もメニエル氏症候群に近い病気にかかったことがある。毎日パソコンで数値計算ではなく数式の計算をしていたのだが、このディスプレイの上に数式がずらずらっと何ページも何ページも現れる。
それを見ているうちにその画面をちらっと見るだけでむかむかっと気分が悪くなるのである。仕方がないから行きつけの医者に行ったら、どうも目から来ている肩こりだろうという。
薬をもらってパソコンを10日ほどスイッチを入れないことにした。だって、チラッと画面を見ただけで気分が悪くなるからである。
その後に自分の経験をある方に話したら、その方はもっとひどくて部屋がグルグルと回転するのが夜に寝ていても感じるくらいだったという。
その人も原因はパソコンによる仕事から来ていたらしい。来る日も来る日もパソコンの画面から数式を入力していたらしい。
そしたら、帰宅して夜寝ていても部屋がグルグル回転するような経験をしたのだという。医者にかかったら、メニエル氏症候群という診断だったらしい。もちろん仕事は中断せざるをえなかったと聞いた。
世の中にはいろいろ変わった病気があるものである。