物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

メニエル氏症候群

2013-11-01 12:46:27 | 健康・病気

メニエル氏症候群とはどんな病気なのか。

これは大学に勤めていたころ同僚の一人がこのメニエル氏症候群にかかったという話を聞いたことがあった。

実は私もメニエル氏症候群に近い病気にかかったことがある。毎日パソコンで数値計算ではなく数式の計算をしていたのだが、このディスプレイの上に数式がずらずらっと何ページも何ページも現れる。

それを見ているうちにその画面をちらっと見るだけでむかむかっと気分が悪くなるのである。仕方がないから行きつけの医者に行ったら、どうも目から来ている肩こりだろうという。

薬をもらってパソコンを10日ほどスイッチを入れないことにした。だって、チラッと画面を見ただけで気分が悪くなるからである。

その後に自分の経験をある方に話したら、その方はもっとひどくて部屋がグルグルと回転するのが夜に寝ていても感じるくらいだったという。

その人も原因はパソコンによる仕事から来ていたらしい。来る日も来る日もパソコンの画面から数式を入力していたらしい。

そしたら、帰宅して夜寝ていても部屋がグルグル回転するような経験をしたのだという。医者にかかったら、メニエル氏症候群という診断だったらしい。もちろん仕事は中断せざるをえなかったと聞いた。

世の中にはいろいろ変わった病気があるものである。


Kater

2013-11-01 12:02:28 | 日記・エッセイ・コラム

der Katerといえば、ドイツ語で雄猫のことである。

もっとも私が雄猫をかっていることはないので、Ich habe einen Katerといえば、もちろん二日酔いだということである。ドイツ人はみんながたくさん雄猫を飼っているのではなく、二日酔いをするのである。

そういえば、約40年ほど前にミュンヘンのホーフブロイハウスで2杯か3杯のビールを飲んでつぎの日に二日酔いになったことがある。

ミュンヘンでは1杯が1リットルのビールである。ドイツの他のところでは1杯は500mlだと思うので、ミュンヘンではそのサイズが2倍と大きい。

次の日はドイツ博物館の見学だったのだが、ドイツ博物館を途中で抜け出してイーザル河にかかった橋の上でその二日酔いをさました覚えがある。

そういえば、ドイツではビールは水(Wasser)、麦芽(Malz)、ホップ(Hopfen)、酵母(Hefe)以外のものを入れてはいけないという規則があって、それもその規則が約500年も守られている。das Reinheitsgebotビール純粋令である。

この規則は1516年からというからもう本当に500年に近々なるわけである。

9月の終わりの週から10月にかけてミュンヘンではオクトバーフェストが行われる。これは700万人の観光客が訪れるというから世界最大のビール祭りであろう。

残念ながら、この有名なオクトバーフェストを訪れたことがない。生きているうちに訪れることができるかどうかもわからない。一度は行ってみたいが、多分、行くことはできないであろう。