いつも妻は忙しくしていて、朝食もそこそこに出かけることが多いのだが、今日は久しぶりにのんびりしていたので、二人で少しおしゃべりをした。
そのときに出てきた話題がブログのタネになりそうだったので、「それは今日のブログのタネになるね」と言ったのは覚えているが、それが会話が終わった後で何だったか思い出せない。
それでしかたがなくまたまた外国語の話題でお茶を濁す。
朝食を英語、フランス語、ドイツ語でどういうか。この順にbreakfast, le petit d'ejeuner, Fr"uhst"uck である。英語のfastは断食という意味をもつので、それを破るということからbreakfastが朝食という意味となったとどこかで読んだような気がする。
カーニバルFastnachtもこのFastと関係している。つぎにフランス語のle petit d'ejeuner(直訳すると小さな昼食)だが、これは昼食のd'ejeunerから来ている。
最後にドイツ語のFr"uhst"uckは何のエピソードも知らない。ただ、関係したことで言うと「明日の朝」をドイツ語でどう言うかと昔NHKのEテレビのドイツ語の放送でその当時の担当講師だった小塩節先生が尋ねられたことがあった。
「明日の朝はmorgen Morgenではないですよ」と言われてmorgen fr"uhと言われるとつけ加えられた。もっとも、このmorgen fr"uhは私のもっている辞書の見出し語には載っていない。
また、die Morgenfr"uheは「早朝」という意味だとあるが、これは収録語数が少し多い辞書には見出し語に入っている。
このときのmorgenは明日を意味する。これは副詞であって名詞ではない。だから、大文字では書かない。一方、朝の方は名詞でder Morgenである。