かというと真夜中(Mitternacht)であると子どもでも知っている。だが、昔は一日の始まりは太陽が沈んだときとしていたということを昨夜のドイツ語のクラスで教えてもらった。
ドイツ人の R 氏は思わぬことを知っている。日本人の私たちはそのようなことを学校で学ぶだろうか。すくなくとも私は学校の歴史の時間にそのようなことを教わったことはない。
もっともそのようなことをドイツといえども学校では教えないのかもしれない。そうだとすると R 氏の一般教養が深いということになるのだが、はたしてどうなのだろうか。
そのことを書いたものがあるかどうかと理科的な百科事典をちょっと探して見たのだが、ちょっと探したくらいでは見つかりそうにない。
時計の歴史だとか時間の歴史とかいう本はときどき見かけることがあるけれども、そういうものをきちんと読んだことがなかった。ちょっとそういう文献を探して見たい。
(2016.11.19 追加)「年月日の天文学」を古本で入手したが、どうも読む気が起こっていない。それに一日がいつ始まるかを書いていそうにない。
その後、東京天文台の暦に関するサイトを見たら、いつを一日の始まりと考えるのかは日本でもいろいろ考えられたらしい。日の出を一日の始まりとする考えもあるし、太陽が南中するときを一日のはじまりとすることも考えられるとあるが、夜の星の観測時に途中で日にちが変わるようになるので、それは避けられるようになったとある。
それだと真夜中の12時に一日が始まるのはちょっと都合が悪いことになるが、その辺はどうなるのであろうか。
ユダヤ暦とかイスラム暦では日の入りが一日の始まると考えている。