とか今日の朝日新聞の投書欄で読んだ。これは女性が男性に求める条件だという。
三高とは旧制の第三高等学校のことではなくて、男性に望む「高身長、高学歴、高収入」の条件だという。もちろんそうであれば言うことはないが、なかなかそういうふうには男性の条件が整うことも難しいだろう。
四低は女性に対して
・低姿勢(家族に威張った態度をとらない)
・低依存(家事や子育てを妻にまかせっきりにしない)
・低リスク(リストラにあうリスクが少ない)
・低燃費(無駄なお金をつかわない)
だという。
要するに男性が家庭で手がかからないとか自立しているということである。これは女性の社会進出が進んで、パートナーになる男性が家庭で協力的でないと家庭の運営がうまくいかないことを表しているのであろう。
いつだったか社会変革家の湯浅さんの話を聞いたときに、現在では父親が一人働きに出て家計を稼ぐという家庭モデルの崩壊してしまったという話だった。いわゆる両親と子供二人という四人家族の標準家庭という概念が崩壊してしまったと言われた。
だが、そのときは政権交代で民主党政権のときだったが、いまはまた自民党政権のときで、むしろ家庭での互助とか、自助とが言われる時代になっている。
新自由主義というのが要するに政府はお前たち市民の面倒を見るのが限界に来ているので、できるだけ自助、互助をせよということらしい。
なんでも国や政府に財政的に頼るなどということは間違っているけれども、そうは言っても国の方からお前たち市民の面倒は見ないよという姿勢をとるということは果たして正しいのだろうか。