物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

Aller Anfang ist schwer

2017-05-09 12:48:31 | 日記

Aller Anfang ist schwer (アッラー アンファンク イスト シュヴェーア)なんでもはじめが難しい。ドイツ語ははじめが難しい。物理学もはじめが難しい。

テニスでもはじめが難しい。それでも上手になる人がいるので、はじめが難しいことがテニスをするための妨げにはならないのだろう。

私は英語の初歩をいい先生から学んだので、難しいと感じたことはなかった。いまにして思えばその点ではラッキーだった。数学の群論などでも有名なポントリャーギンの『連続群論』(岩波書店)などではじめて学ぶと普通の人は落ちこぼれてしまう(注)。

Lipkinの"Lie Group for Pedestrian" (North Holland) の序文にも群論が役立つことを後で知って驚いたというような記述がある。だから私だけの経験ではないらしい。

(注)数学者となるような人は学生時代に『連続群論』を読んで数学に魅せられたという方もおられることは本当らしい。だからこういう人ははじめから除外しておかなくてはならない。


メガネの新調

2017-05-09 12:37:36 | 日記

先日、高齢者講習に自動車学校に行ったとき、視力の検査で両眼で0.7の視力がいギリギリだとということでメガネの新調を勧められた。

それで行きつけの眼科で処方を書いてもらい、先刻、メガネ屋さんに出かけてきたという次第である。経済的に苦しいときに思わぬ出費であるが、しかたがない。

メガネも以前ほどの出費ではないが、やはり結構費用がかかる。それも10%の割引にしてだという。ドイツでは以前はメガネは健康保険でつくることができたはずだが、現在はどうなっているのだろう。多分今でもメガネを健康保険でつくることができるだろう。

日本でメガネを健康保険の適用範囲にするなど考えられたこともないであろう。だが、よく考えると一種の健康の問題であるので、補聴器の問題と一緒に健康保険の適用が考えられてもいいはずだ。