先日から昔のメモとか書きかけのエッセイを出してきて、手直しをしている。先日書いた「ラメの定数」についてである。なかなか仕事が終わらない。毎日すこしづつ修正をしたり、新しい式の入力をしたりしている。
36個の定数がたった2個のラメの定数に帰着する、その考え方は簡単なのに計算だけはけっこう面倒である。これは岩波講座『現代物理学の基礎』の『古典物理学 I 』に豊田利幸さんが書いたものである。もっともその箇所を読んだのはもう40年以上昔のことである。導出法には問題はないのだが、もっと直観に訴えるような方法があるべきだと思う。
もっともあまり弾性体力学の本とかをもっていないし、読んだこともほとんどない。それで、豊田方式ではない、導出を知らないのは問題でもあろう。