毎日、ブログを書くことを自分の大事な仕事の一環に位置付けてきた。
ところが他にする仕事がある場合、例えば今日のように、ブログを書くことを忘れていた。そろそろ自宅に帰ろうとして今日は何も書いていないことに気がついた。書くことがなかったのであろうか。
そういうことはない。昨夜、NHKの総合テレビでヨットマンの白石康次郎さんの話を見たので、これはとても興味深かった。世界一周のレースに出たり、レースではないが、世界一周に出かけた人だが、何回も挫折を味わっている。
一回のレースに出るために3億円もかかるとなれば、普通の人はへこんでしまう。白石さんはくじけない。だが、2回続けて世界一周の旅にヨットで出かけたのが、2回とも初期の段階で失敗してしまったという。
3回目に成功したわけだが、さすがの白石さんもしょげしまって、3回目にはなかなかとりかかれなかったという。
ヨットレースで賞金は出るそうだが、それはエントリー料よりも低く、世界一周のヨットの旅に出るような人はだれも少なくともお金を稼ぐというようなことには関心のない人達だという。
そして、冒険が好きなのかと聞かれたら、冒険がしたいわけでもないという。それでも他人から見れば、それは大冒険になっているとのことである。
おかしなことが好きな人が世の中にはいるものだと思う。