物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

暑いのはまだ暑いが

2017-08-21 11:17:09 | 日記

湿度が少しづつ下がってきている。70%を超えていた湿度が70%をきって来ている。だからまだ暑いのは暑いのだが、耐え難いというほどではなくなってきた。それでもまだまだ暑さが続く。

睡眠時のエアコンの使用で何とか夏バテをしないですんでいる。昔はエアコンなんてなかったから、耐え難かった。土曜日だったか日曜日だったかにNHKのEテレで英語の単語についてのクイズを高校生を対象にしてやっていたが、なかなか難しかった。

四捨五入なんてものが出て来て、それでも答えをできる人がいたのには驚いた。なんでも経験を最大限に生かせる人がいるものだ。四捨五入はroundという。「四捨五入する」はround off というとの説明があった。数値解析等で丸め誤差とかいうときにround-off errorとかいう。四捨五入は数の「丸め」である。

なんでも「英語でなんというか」というと大抵のことを私たちがよく知っているわけではない。その上に、ある意味での文化の違いがある。これはこのブログでも何回も述べたことがあるかもしれないが、数式等のカッコの使い方でも日本では( ),{ }, [  ] 順に使うが、世界的に( ), [  ], {  } の順に使われるのが普通である。私はこの{  }の形が嫌いなので、世界的な用法に従いたいと思っている。

日本人の書いたテキスト等で、その人がアメリカで教育を受けた人は別だろうが、世界的な慣用のカッコの順番に使う人は少ない。1967年のことだが、Goldbergerの”Collision Tehory"という本を読んでいたときにカッコを( ), [  ], {  } に使われていて、そのときには日本風にあまりに慣れていたので、日本風に書き変えたことがあった。その後、放送大学の印刷教材でどうもカッコの使い方がちょっと違うと知った。

そういうことでいうと~もあまり使われず、3-4みたいに使うことが多いことも知った。もっともこの場合には3-4は「3マイナス4」と誤解される恐れがある。これはオランダのElsevierという出版社から発行されている雑誌に投稿したときに経験したことである。

 


材料力学

2017-08-21 10:51:04 | 科学・技術

を大学で学んだことはないのだが、その一部を2年ほど教えたという経験がある。とはいっても専門家ではないので、あまり具体的な棒とか板の曲げとかを詳しく講義したわけではない。3次元空間での応力とひずみの関係とかを調べて講義したのだが、役に立たない講義の最たるものであったかもしれない。

庭の書庫にその関係の本があるはずだと思って日曜の朝探したら、10冊近くの本が出てきた。その中にはテキストとして使った本もあったが、たいていは出版社からの献本であるらしい。それと卒業していった学生が残したテキストとかもある。

ラメの定数の導出を書いた本があるかと思ったが、そういう本は1冊もなかった。いや本当は1冊あったのだが、まだ詳しく読んでいない。何でも結構面倒な話である。機械工学科で、材力、機械力学、熱力学というのが難しいとそういうざれ歌まであると承知しているが、式だけを見るとけっこう面倒である。


徳島科学史研究会

2017-08-21 10:40:59 | 日記

の発表に8月19日に徳島に行ってきた。とはいっても発表がすんで、会がおわると即日松山にトンボ帰りをするという行程でまったくおもしろくもないやり方である。それでも夜の10時半過ぎには駅まで迎えに来てくれた妻の車で帰り、簡単な夕食後に早々に床についた。

会はいつものごとく各人のそれぞれの思い入れのあるテーマでの発表であり、昨日の日曜日の朝食後に妻にその講演のいくつかの話をしたら、「まあ老人たちが好きでやっていることが大切なのだね」という話で肯定的反応であった。

来年はまた松山で開催することを引き受けてきたことも話したが、お世話できるときにはお世話するのがいいというようなことを言われた。まことにそうである。