物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

共時性

2017-08-04 14:28:25 | 日記

このことをいうのはちょっと気が引ける。ドイツの駐日大使が松山にやって来て講演をされるという。それはまだ先の10月である。

その講演会の後の大使との懇親会に出るひとりにどうですかとお誘いがかかった。だが、一般には私は人見知りをする方なので、出席を勘弁願いたいとメールを世話役の方にした後で、大使の略歴を見たら、この方が学んだマインツ大学は私が研究滞在していた大学でもあり、それもほぼ同じ時期にマインツにおられたことを知った。

そういうことを知ると、なんだか懐かしいような気がして出席を断るのは仁義にもとるような気がしてきた。それで「ちょっと考えせてください」とまたあわててメールを入れたところである。

そういう共時性というのはやはり心惹かれるものがある。

 


開かれた心

2017-08-04 12:26:36 | 日記

をもつことが必要だとつくづく感じている。私などなんでもあまり新しいものに関心がないが、それはあまりいいことではない。

そういえば、あまり行ったことのないところへの関心とかがあまりない。これは小さいときからそうなのだ。私の故郷の I 市の前に大島という名前の島がある。そこは母の故郷そのものではないが、親戚が住んでいたりしたので本当は私が行きたいと思えば、何回も行くことができたはずだが、あまり行ったことがなかった。

最近ではしまなみ海道の一部である、来島大橋で大島に渡ることも簡単であり、ときどき島の展望台や下田水の七輪焼きの海産物をときどき食べに行ったりする。だが、親戚とはいってももう遠い親戚があってもそれはほとんど他人である。そういうことであまり私自身は開かれた心でない。

なんでも自分の経験は限られるので、その経験を豊かにするという工夫をしたいとは思うが、なかなかそうはならない。