物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

県展に行った

2018-10-25 13:07:12 | 日記
洋画と水彩画とか写真の県展が行われている。

妻と午前中に県の美術館に行った。それで仕事場に来るのが遅くなった。知り合いの人の水彩画とか写真とかが出ているのを見て、帰った。

写真は変わった写真だなと思ってみたのだが、名前を見ないでいたので、知り合いの写真だというのは妻が言ってくれてやっとわかった。なかなか見事な写真だったが、どうやってこういう写真をとるのだろう。

知り合いの水彩画は悪くはないが、もう一つパンチにかけるという気がしたが、そういうことを本人にいうとちょっと問題で、気分を悪くされるであろう。もっともつき合いがあるのは私ではなくて妻なので、失礼なことを言う機会もないと思う。

科学技術の進む方向

2018-10-25 12:42:17 | 日記
アメリカの科学技術は軍事技術の色彩が強いというのが中山茂さんの1995年の見るところであり、日本では営利のための科学技術の色彩が濃いいという。

日本では大学の理工系では論文発表は英語でされるのが普通であるが、会社ではある特別な分野を除いて日本語で発表されるという。そして、今は変わっているかもしれないが、大学にはあまり頼らないで、民間企業で研究開発がされてきたというのが、中山さんの見るところである。もっとも『科学技術の戦後史』(岩波新書)が書かれてから、もう23年であるから、アメリカの技術も様相が変わっているかもしれないし、日本も様相が変わってきているかもしれない。

GAFAといわれる、Google,Amazon,Facebook,Appleという4大産業は軍事産業ではないと思う。それらが重きをなしているということはアメリカの企業も変わりつつあるということだろうか。

ところが、トランプ大統領はそれをまた昔に返して、軍事産業を振興させようとしているように見られる。軍事産業は消費だけであって、人類にプラスの効果を与えない。人類にとって地球の資源は有限であるのだから、それらをできるだけ有効に使うようなことが人類が生き延びるためには必要とされる。

一時的に、軍事産業が隆盛になって、一部の人が所得の面で裕福になったとしてもそれは人類とか地球の資源の有効利用という意味ではまったく役に立たない。そういう視野をもった人が多くならないと人類とか地球とかの発展には寄与したとはいえない。

経済学もそういうことができるような経済学はいいが、そうではないような経済学はもうダメである。そういう意味ではおのずから科学とか技術のみならず、経済学も政治もいくべき方向は決まっているといえるであろう。

ところが実際にはなかなか大局的な視点からの学問とか、政治とか経済活動ではないのは嘆かわしい。