物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

Nullbockの夜話

2018-11-02 12:33:00 | 日記
昨夜、ドイツ語のクラスがあったので、Nullbockは独和辞書に出ていなかったといったら、ドイツ人の R 氏から次のような話を聞いた。

正しく理解しているかどうかは保証の限りではないが、一つの話題としたい。

1980年代から2000年代にかけて勤勉に働くことを徳とする、ドイツでもいくら働いても多くのドイツ人が自分の家を手にいれることもできなかった。(どこの国でもそういう時代はある)。

そういう自分の両親を見て育った子どもたちには無気力な子どもが多く育った。この世代は無気力世代Nullbockgeneration(ヌルボックゲネラチオン)と言われるようになった。(これは子どもせいなのか。それともその時代のせいなのか)

もともとBockはオスのヤギを意味する。だからnull Bock haben (気力がない)という言い回しができた。それでNullbockという名詞はないのだ。(これが本当に独和辞典にNullbockという名詞がない理由かどうかはわからない。R 氏は辞書Dudenの最新版にはNullbockが出ているのではないかという風にも言っていた。私たちのもっている独和辞典はすでに古いものだ。独独辞典も同様である。)

ちなみに R 氏は日本で発行されている独和辞典は優れているもので、一番発行年度のあたらしい辞書がそれまでのドイツ語研究の成果がとりれられおり、買うなら一番発行年度の新しいものを買うべきだという意見である。

もっともその彼の意見に素直に従えないのは、そうはいっても収録語数が大学生用の辞書の場合にはどうしてもその収録語数が少ないものがあるからである。

すなわち、大学生となってはじめてドイツ語を学ぶのなら、R 氏の意見に従って買うのもいいだろう。しかし、私たちはもう何十年もドイツ語の学習をしているのである。収録語数が多いのがいいのはずである。

独和辞典の充実度と比べて和独辞典のほうはあまり褒められたものではないというのが、一方での R 氏の和独辞典への評価である。

日独の協力で和独辞典を編纂する試みが数年前に始まったと聞いたが、その試みは中途で挫折しているとかとも聞く。それはやはり大変な作業であるからであろう。(労力もさることながら、資金も相当な額がいるであろう)インターネットでこの和独辞典が使えるとかも聞くが、その詳しい事情は知らない。

ちょっとクイズ

2018-11-02 11:52:17 | 日記
これは妻が2週に1回行っている、パソコンクラブの方がつくった(?)クイズ(?)である。

以下では、ちょっと変更して引用する。

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電卓で「12345679」をつかった「好きな数字」

上の並びで抜けている数字 8 をかけると

12345679*8=98765432 (あれ! 8 の代わりに 1 が消えている)
98765432*9=8888888888 になります。


自分の好きな数字を?として12345679*?*9を計算すると、自分の好きな数字が並ぶことになります。

たとえば、12345679*7*9=777777777となります。

それと113355もおもしろい数値です。下の3桁の 355を上の3桁の113でわれば
335/113=3.141592920353982となりますが、この値は円周率にきわめて近い数値です。

3.141592920353982-円周率=0.000000266764189

となり、円周率に 7 桁ほど同じ数値になります。

10^{2}+11^{2}+12^{2}=365 (一年の日にち)

もあります。

お孫さんに自慢してください。

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つくった人はよほどの暇人なのだろう。