「三角関数で何を学んだらいいか」を考えることをしたい。
前にe-Learningのコンテンツをつくったことがあるが、このときに三角関数については扱わなかった。
だれでも三角関数を扱った本ではあるきまった内容があるのだろうが、それを多くの文献から選りだすことが必要になったことはなかった。
以前につくった「数学ミニマム」では三角関数についてはあまり多くは扱わなかった。しかし、今度は「数学ミニマム」ではなく、e-Learningのコンテンツみたいなものを考えている。
すなわち、e-Learningのコンテンツに対応した1冊の書籍の準備をしたい(これは印刷したものではなく、電子書籍をイメージしている)。
このe-Learningのコンテンツは三角関数の部分がないときでもある出版社がかなり一生懸命に出版を考えてくれたのだが、そのときにはまだ三角関数の章が欠けていたのと入力がlatexでされていなかった(この点はほぼ1年後のいまではwordのままでもいいかもしれないと思う。人生は有限だということを勘案すれば。)。
それがお勧めをお断りした大きな理由であった。その数年引き延ばしてきた計画への復帰をひそかに目指している。
もっとも三角関数について書く、いいアディアはまだない。
(2019.11.21付記) すでに1年前にはe-Learningのコンテンツの拡充を目指していたことがわかる。構想はe-Learningのコンテンツからはなれた、別の本である。だが、いまでは、それの一部の原稿はあるが、完成をしたと思うにはまだまだほど遠い。三角比の起源とか、三角関数の技術的な応用とか物理的な応用とかのテーマがまだまったく書かれていないから。