今日までが借用期限であったが、今日は夜にはドイツ語のクラスがあるので、本を返しに行った。『数学ガール』ーガロア理論ー(ソフトバンク・クリエイティブ)である。最後まで一通りは読んだが、読んだと言えるとは思わない。
またいつか再度借りて読む必要がある。ようやくラグランジュの解の置換えの仕事の重要性が分かりかけてきたくらいである。
金重明さんの『ガロア理論』(岩波書店)は延長であったので、また借りて来た。それに山本直樹さんの『複素関数論の基礎』(裳華房)を再度借りてきた。これは最近の複素解析の本としては出色の成功した書であるから、もう一度読みたいと思った。
野崎昭弘『なっとくする群・環・体』(講談社)が目に留まったのでこれも借りて帰った。なかなか書きぶりは数学者らしくてちょっとなじめないな感じだが、章のはじめのサブタイトルはなかなかよかった。
これはひょっとしたら、編集者のアイディアかもしれないが、これはいいと思う。いま手元にこの本をもっていないので、それをあげることができないのは残念である。