物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ノートルダム寺院焼失

2019-04-17 17:35:38 | 日記

これは世界のトップニュースになった。私も一度だけここに行ったことがある。

世界の人々でパリ観光をする人はここに行かない人はないだろう。パリといえば、エッフェル塔とノートルダム寺院とルーブル美術館、それに凱旋門であろう。

それに、あわてて付け加えて言えば、モンマルトルのサクレ―クール寺院だろう。サクレクール寺院へはケーブルカーで登った。そうそうパンテオンもあった。

仏教の考えでは考えでは「形ある物必ず滅す」ともいうが、それだから仕方がないなどと言ったらフランス人に叱られよう。


ラプラス演算子の極座標への変換2

2019-04-17 11:59:55 | 数学

昨日、ラプラス演算子の極座標変換について何を見たらいいかについて参考文献を示した。理論を学ぶのに時間がかかるかもしれないが、それを学べばあとは計算が簡単なのは直交曲線座標の理論による変換である。

一度、直交曲線座標系のことを学んで、それを身につけると後はこんなに簡単に計算できていいのと思われるくらい簡単である。実は私の『数学散歩』(国土社)(『物理数学散歩』(国土社)に再録)にははじめに直交曲線座標の公式を示してあり、それを使ってラプラス演算子の極座標変換を導いてある。もっとも直交曲線座標系の説明はしていない。

直交曲線座標系のことは大抵のベクトル解析の本の一つの章があてられている。実は直交曲線座標の公式を用いたラプラス演算子の極座標の導出は自分で書いておきながら忘れてしまっていた。

今朝、この本を探し出して読んでみたら、書いていた。私の本はあまり大部数の発行ではないので、あまり多くの人の目には触れなかったであろう。だが、古本で高価な価格がついていたりするのはこの本の価値を認める人が少数だが、おられるのであろうか(注)。

もっとも『物理数学散歩』に関しては私の手元にはまだ数百冊の在庫があるのだから、複雑な気持である。出版社が一時的に破産したりして、あまり私の本を売る気持ちがないこともある。しかし、これは出版社を責めてもしかたがない。本のタイトルもよくないのであろう。

定価が1200円+消費税ととても安価なので、価値のない本だと誤解をされているのだろうと思っている。安くても価値のある本も存在しているのに。

(2019.4.18 注)アマゾンの古本では5万円とか10万円の値段がついている。これではだれも買う人はいないだろう。なぜこういうことが起こるのかわからない。本の価値があることは本当は本人が一番よく知っているのだが、それでもこんな値段がつくことがいいことだとは思っていない。