物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

一休み

2019-04-24 09:58:01 | 日記

この3週間ほど「量子力学講義ノート」の編集に時間をとってきた。だが、昨日は雑誌をE大学の生協書籍部からもらってきたためにこの作業がお休みになった。

もともと文章を読むのはキライではないが、なにせ気が短いというかじっくりと読むという気質ではない。どこかを拾い読みしては早とちりするタイプである。だから、だいたい私の考えは皮相的だし、よく考えられたものとはいえない。

ただ、ものわかりがとてもわるいので、他の人ならとっくの昔にわかってしまうようなことがなかなかわからない。これは若い時には自分でも困ったものだと思って頭のいい人をうらやんだりしたものだが、この年になってくるとこれも自分の個性だと思えるようになってきた。

元岐阜大学のKさんに「量子力学講義ノート」第2部の原稿を読んでもらったら、多くの箇所で修正箇所が入ったり、疑問点を指摘された。

彼は小川修三さんの量子力学を講義を聞いた、初めての学生である。多くの学生が小川さんの量子力学の講義に魅せられて、彼の学年の学生は4~5人も小川さんの研究室に入りたいといったとか。

これはKさんの同級生の、その4~5人の枠からはみ出して素粒子実験の分野を専攻せざるを得なかった別のK君から聞いた話である。

この後者のK君はしばらく素粒子実験を専攻していて、学位もそれでとったと思うが、彼の妻のお父さんのやっていた、会社に入り、その後、当時私の勤めていたE大学にも求人に来たこともあった。

その後、定年後だったか、どこかの高専の先生をしているとか聞いた覚えがあるが、その後の様子は知らない。そういえば、大病をしたとか風のうわさで聞いたような。