物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ようやくわかった

2019-05-07 16:49:42 | 物理学
ここ数日、量子力学での軌道角運動量演算子の2乗L^{2}の固有値をどうやって求めたかについての明確な説明を探していた。

どの量子力学のテクストにもこのことに触れてはいる。だが、それについて明確な説明を述べている本は意外に少ない。

一つはルジャンドルの方程式の解法に基づく説明であり、ともう一つは軌道角運動量演算子の範囲での説明がほしかった。

どちらも、今日になってようやく私にも納得のいく説明を見つけて読んだ。これを自分なりのノートにすることができるかどうかは、私に残された課題である。

一つは江沢洋『量子力学』(II) (裳華房)の9章「角運動量」のところの説明である。

もう一つは、まだ自分では手を動かして計算はしていないが、新田英雄『物理と殊関数』(共立出版)の第7章「中心力場の問題と球面調和関数」のところにあった。この説明はもしかしたら、他の数学の本にもあるかもしれない。




国籍

2019-05-07 11:19:19 | 日記

フランス人の1/4が祖母、祖父の代までさかのぼるといわゆる外国から来た人たちであるという。

日本でも在日の人も含めて、もし日本で生まれれば、とりあえず日本国籍を与えるという考え方になぜならないのであろうか。少子高齢化だとかを真剣に心配するならば、簡単にそういう方策をとるべきではなかろうか。

国策があまりにも頑なすぎる。在日の人にしても、まずは二重国籍にしろ日本で生まれた子どもには日本国籍を与える、そして自分で18歳になったときにどれか一つに決定させればよい。

もっと緩やかにするならば、二重国籍も許せばよい。国籍が二重だとどちらの国に忠実であるかに悩むかもしれないが、それでもいいのではないか。

これは今朝、妻との朝食後に話したことであった。

日本人としての視野の狭いままでは、おりたくはないというのが、現在の私の考えである。

「フランス人とは何かと問われるとフランス語を話す人がフランス人である」というそうである。それならフランス語のカタコトくらいなら、話す私も幾分かはフランス人でもあろうか。

これはもちろん冗談である。

(注)フランスには75の固有の言語があるという。これは方言ではなく、固有の言語が存在しているとか。

よく知られた固有の言語はバスク語である。世の中で一番難しいのはバスク語ではないかというのはドイツ人のR氏である。こんな難しい言語はないのではないかという見解をR氏から聞いたことがある。