Schroedinger方程式の変数分離の計算を昨日しようとして計算が符号でなかなかうまくあわなかった。
それですったもんだした後でようやく一致したと思ったころに、迎えがきた。それで式の整理は今日の仕事となった。
量子力学の講義ノートをつくったときにもなかなか苦労した覚えがある。今回は原島鮮先生の『初等量子力学』(裳華房)の該当ページを参照しながらの計算であった。
今回は「軌道角運動量」の形で、ラプラス演算子の角部分を表すという方式で変数分離を行っている(注)。
そこらを詳しく書いた本とかはあまりないので、これはまとめておきたいと考えている。
(注)「軌道角運動量演算子」\mathbf{L}^{2}がラプラス演算子の角部分演算子\Lambdaとどうつながるかについて、新しい導き方になると思ったのだが、
どうもそうはいかなかった。