いつも新しい投稿よりも、前のブログの推敲に時間をかけている。
過去のどういうブログが読まれたかを知って、そのブログの書いた年月日までさかのぼってその原稿を読み直し、できるだか短い簡潔な文に書き換えている。
そのための時間が今日の投稿よりも重要と考えている。ブログは自分の生活の記録でもあるが、ある場合には私が若いときにとまどったことへの回顧であり、それはとりもなおさず、若い人へのアドバイスにもなっているかもしれない。
それは、ある時にはドイツ語学習のヒントであったり、トンマな私の数学の理解についての、つまずきの石の説明だったりする。
世の中には信じられないくらい頭のいい人にも事欠かない。そういう人は放っておいても別にかまわないが、世の中の大部分の人々はそんな聡明な方々ばかりではない。
そして、そういうあまり頭脳明晰とはいえない、私みたいな人はほんとに世の中の大多数を占めている。だが、そういう人でもある種の才能が秘められていたりする。そういうある種の異能な人を掘り起こすことは大事なことである。