物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

E. B. Wilsonの「ベクトル解析」

2020-01-31 17:47:39 | 数学
Wilsonの「ベクトル解析」の本を大学の図書館から借りて来た。

けっこう長い数ページにわたる序文がついている、このベクトル解析のテクストはGibbsがYale大学で行ったノートをもとにしたベクトル解析の本と言われているが、序文を読むと、WilsonにGibbsがあまり私の講義の内容にかかわらずに、自由に書いていいよと勧めたらしい。

Wilsonはポーリングとウィルソンと世間で言われている名著『量子力学』(白水社)の本の著者でもある。ポーリングは化学でノーベル賞を取った化学者で有名だが、ウイルソンの方はあまり一般の人に覚えてもらえなかったのではなかろうか。
すくなくとも私にはあまり記憶になかった。

だが、そのWilsonの子息のK.G. Wilsonは臨界現象の理論でノーベル賞をとった。いわば、親子でとったノーベル賞かもしれない。

ベクトル解析のテクストにもどれば、スミルノフの高等数学教程のベクトル解析の項はWilsonの説明の伝統を受け継いでいるような気がする。

「さようなら」を外国の言葉でいえば、

2020-01-31 07:31:43 | 日記
「さようなら」というのは別れの挨拶であるが、これを昨夜のドイツ語のテクストでいくつか見た(注)。

Tsch"us ! とかAuf Wiedersehen !はもちろんドイツ語である。Ciao !とかArrivederci !はイタリア語であろうか。
So long ! とかSee you !とかは英語であろう。

Au Revoir !はフランス語である。Hasta la vista !はスペイン語であろうか。

ちょっとローマ字綴りは覚えていないが、ロシア語では「さようなら」はダスヴィダーニアであったと思う。

中国語ならば、「再会」(ツァイティエン)である。

話は一挙にとぶが、先日、道後でのスタンプラリーに妻とでかけて出会った観光案内所に勤めていた、中国人の女性に学生のときにラジオのNHKの講座で中国語を2年ほど学んだが、いまでも覚えているのはニィーハオ(こんにちは)と二ィーツオー(おはようございます)しかないと言ったら、発音は悪くないとお世辞のお褒めの言葉をいただいた。

(注)「さようなら」ならは、「さようならば、またお会いしましょう」の略したものだと昔誰かに教わった。

どこの言葉でもさようならの意味はまた「おあいしましょう」であるのはおもしろい。