今年の目標をどうするか。
いま考えているのは,『四元数の発見』の英訳の完成が一つの目標である。
そのためには日本語での書き換えや足らないと思っている箇所をまず書き
上げる必要がある。しかし、それらはかなりできている。
「ベクトルの空間回転」の章の書き換えは出来上がっており、「数学・物理通信」の
9巻9号に掲載される。これは近日発行の予定である。
さらに、「Pauli行列の導出」の原稿もかなりできあがっているが、ちょっとまだ論理を詰める必要がある。
さらに義理を欠いている、小川修三『量子力学講義ノート』第3部を今年こそは完成させなければならない。
この二つが私の優先すべき事柄である。
それにもちろん「数学・物理通信」の10巻1号から10巻10号までの発行がある。
これは原稿をどれくらい多く手に入れられるかにかかっている。