物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

回転群とローレンツ群

2023-09-01 18:30:21 | 物理学
ローレンツ群などには関心はなかった。

それがこのところそこまで踏み込まないといけないのではないかと思い始めている。回転群はローレンツ群の一部だという。

これはこのところ関心をもったスピノルとの関連がある。だから、回転群とか剛体の運動学(ゴールドスタイン『古典力学』(吉岡書店)第4章)だとかそのほかの文献を読んでまとめておきたいと考えるようになった。

根気のない私の考えたところだから、その根気がいつまでもつのかわからない。明日にもそういう好奇心は消え失せるのかもしれない。






第3・スピノール

2023-09-01 12:21:55 | 数学
Kenzouさんの「座標変換とスピノール」を読み終わらない前に「物理学のためのスピノル入門」に誘惑された。

球面上の一点を複素平面上に写像するというステレオグラフィック射影の対応が書いてあって、この対応をきちんと導いて見たくなった。

計算とか図に座標を書き入れたりして、ようやくわかったのだが、そこらで根気が尽きた。もっともそこらあたりからはあまり難しそうではないのだが。

スピーノルは先日松山に来られた熊本のNさんが私の残された課題でもあるので、今いくつかのサイトを調べている。それでちがった説明を見てはいろいろ考えている。

若いときに読みかけて投げ出してしまった、山内恭彦『回転群とその表現』(岩波書店)なども本棚から埃を払って取り出してきた。しかし、この本はきちんと書かれているが、いまでも読む通すことは私には難しそうだ。何と進歩のないことか。