言葉と言っても死を意味する言葉のことである。
7月だったか私たちと一緒に雑談会を行ってきたかたのことを知人に聞かれた。その生死をである。その時、その方の生死の情報を知らなかったのでしかたなくそのご子息に電話を入れた。
そのときに言われたのが父は数年前に他界したという言葉だった。その後、9月の後半になって江沢洋さんの死去を新聞で知った。そのことをこのブログで書いたら、知人の S さんからメールをもらった。そのメールには鬼籍に入ったという語があった。
私たちは死去とか逝去とかも用語として使うが、直接にそういう言葉を避けることが多い。私自身が使う語は亡くなるという語である。
これは私の祖母などが使っていた言葉であるが、その言葉を聞いた若いときはとても使える言葉ではなかった。