今日は日曜日なのだが、今週は忙しい。今日の午後からは教育会館で大江健三郎さんを偲ぶ会がある。
明日23日の夕方にはコロナ禍によって開けなかった4年ぶりか5年ぶりで人生で最終の、高校の同窓会がある。一日おいて25日にはコロナワクチンの7回目の予防接種がある。
つぎの26日は歯の定期健診での歯のケアがある。9月までは暑かったのでしかたがなかったが、暑くなくなってくると大忙しである。
私の本来の仕事であるはずの本の英語への翻訳はまったく取り掛かれない。それに昔書いた数学エッセイの修正や改訂に毎日latexに取り組んでいる。昨日書いた整数の問題もそういった課題の一つである。
大学を退職した後の2年ほど高校数学のe-Learningのコンテンツをつくっていた。かなりの分量のコンテンツをつくったのだが、パートナーの大学にまだ勤めていた方がlatexを使わないというので、ワードで原稿を書いた(注)。
そのワード原稿をlatexにして、かつその原稿に欠けている三角関数の部分を補ってどこかに出版してくれるところを見つけたいとは思っている。ところが三角関数の部分がなかなかきちんとでき上らない。だからどこかに出版の検討をしてもらうことすらできないという始末である。
ああ、こうやって無為に人生を終わるのかもしれないなどと思う。幸いまだ健康なので人生の夢は果たせないとしても努力はしてみるつもりである。
人生が徒労に終わるとしてもそれは結果であって、人生の途中は夢というか野心をもって生きたい。そうすれば、人生は楽しいではないか。
(注)このe-Learningのコンテンツの対象は高校生ではなかった。私が数学の落ちこぼれであったことから、大学の理系学部に入ったが、落ちこぼれて文系に転身をしたいなどと考える人を対象にした高校数学のレベルのe-Learningのコンテンツである。
もちろん、話は大学の微分積分学へと発展をしていく予定であったが、そこまではまだ発展をしていない。素材はあるのだが、そこまで手が伸びていない。いずれもし生が続けば、そこにも手が届けばいいとは思う。
目標は以前にこのブログの「正比例の数学」で書いたようなところである。