今日は13巻号外号を発行するつもりだ。
この号外号は数学エッセイを全く載せていないから、あまり面白くはない。しかし、この号外号は数学教育に革命をもたらした「遠山啓の著作目録」である。
これは彼の書いた、または、関係した書名を挙げてあるものである。1921年12月にやはり号外号として発表されたものの改訂版である。
前の版は42ページであったが、改訂版では58ページに増ページである。遠山さんの信奉者は多いと思うが、こういう地道なリスト作りまでする人はあまりいないと思われる。
今回この改訂版の共著者となってくださったUさんは数学教育史の研究者である。それで教科書とそのたぐいのリストの箇所が格段に拡充された。午後にはメンバーにメールで配布をしようか。