私くらいの世代の人なら、
緑の丘の赤い屋根、とんがり帽子の時計台
鐘が鳴ります、キンコンカン
めえめえ子ヤギも鳴いてます
風はそよ風、丘の上
黄色い小窓はおいらの家よ
という詩を読めば、すぐにこれが歌の文句であることをわかるだろう。
もうよくは覚えていないのだが、ラジオで放送されていたドラマの主題歌であったと思う。
戦争が終わって、空襲もなくなり、おどおどしないで生きていけるようになったという実感は今でも忘れられない。
亡くなった安倍晋三氏が憲法を改正して軍隊を正規にもちたいなどというのを聞いたときにはびっくり仰天した世代である。
もっとも私の世代でも数年前に亡くなった私の次兄などは正規の軍隊を持つべきだとの意見だったらしいから同じ世代でも意見は一様ではないのだが。