6月1日に数学・物理通信7号を発行し、つづいて6月22日にその8号を発行した。ちょっと無理をして続けて2号を発行したのでちょっと虚脱状態である。
7号についてはNさんの指数・対数関数の論文を読むのにちょっと苦労をしたので、それがちょっと後に残っていた。それが今度は自分の数学エッセイの図の入力やそれがすんでからの読み直しに時間がかかった。何度自分のエッセイを読み返したかわからない。
自分が書いたものは時間をおかなければ、いくら読んでも読まないのとあまり変らないのである。ところが、今回はできるだけ早く出したいと思ったので、どうも無理がいってしまった。
できあがったものをみるとどこがそんなに手がかかるのであろうと思われるのであるが、実はかなり手がかかるのである。すこし大げさないい方をすれば、寿命が数ヶ月短くなるという感じがする。
うまくいって当然であり、もしまずいことがあると汚点になるので、きつい。もちろん人間のやることであるから、間違いがあってもおかしくないし、またもし間違いがあれば、あとで訂正を出せばいいのであるが、そう気楽にはなれない。そこらあたりが私の気性なのはとても因果なことだ。
虚脱から立ち直るにはどれくらいの時間がかかることであろうか。