アクセスが急に100件ほどあった。それ以外のところではそれほどのアクセスはなかったのに。
こういうことがあるのだとびっくりした。何に反応したのかわからない。一人の人ではいくら頑張て見手も100件のアクセスすることはできないだろう。
「リフレ派と反リフレ派のなんとか」というブログを書いたのでそれがヒットしたのかもしれない。これは新聞に出ていたことの引き写しだが、うまく要約されてあると思ったので、ブログのタネとさせて頂いた。これについては結論は出ていない。いずれ歴史的には10年もすれば決着がつくことではあろう。
しかし、現在国とか日銀の金融政策とか現在進行中なので、その良し悪しをなかなか言えない。もっとも論叢があることはいいことである。というのはリフレ派にしても反リフレ派の言い分を少し気にしながらの政策としなければならないからである。
反リフレ派が日銀を支配していてころ、それもかなり長い間で反インフレ政策を行って来てあまりうまくいかなかった。そこでリフレ派の金融政策が登場したわけである。ところが案に相違して思ったようには行っていないように見える。
もちろん、株価だとか円安は誘導できたが、それでも給料が上がった人たちは大手のメーカーの社員くらいに限られているように見える。株式をもてる人にはいい時代だろうが、そのような人は一部の金持ちに限られる。
業績良好企業の内部留保が大きくなってきているが、それがあらたな設備投資にはあまり向かっていないというが、その辺はどうなんだろうか。
要するに家電製品のメーカーが軒並みにここ数年苦戦していて、最近になってようやく黒字を出すようになった。シャープ、パナソニック、東芝、三菱電気、NECその他、現在はすこし以前のようなひどい時代ではないにせよ、何か勢いに欠けるとみるのがやはり妥当であろう。
自動車のメーカーはどこも悪くはないようである。何か根本的に考え直さないといけない時代なのであろうか。
話はまったく別だが、大学初年級クラスの数学のテキストで優れた書が「複素解析」とか「線形代数」とかでではじめているという印象を受ける。まだ詳しく調べたわけではないが、たとえば、山本直樹『複素関数論の基礎』(裳華房)とか藤岡敦『手を動かして学ぶ線形代数』(裳華房)とかである。特に後者はまだ図書館でも書店でも一見だにしていないので、評判倒れでないことを祈る気持ちである。