最近になって気づいたことだが、私の従姉弟の子どもで結婚していない子が多い。
私の姪にも結婚しなかった子が一人いるが、そういう時代になったということであろうか。昔なら、適齢期になったお嬢さんがいれば、それに見合った男性を紹介する人がいたものだが、そういう人はほとんどいなくなった。
7月15日から4日ほど久しぶりに帰郷していた従弟の二人のお嬢さんは二人とも結婚していなくて、独身だという。それでも肩身が狭くは感じないから、私の感覚も近代的になっているのだろう。
これらのお嬢さん方が優れていないわけではない。優れた才能や資格を持った方々なのだが、自分のまわりに適当な男性がいなかったのかもしれない。
私にも5歳の孫娘がいるので、彼女が将来すてきな伴侶を見つけることができるのかどうか今から心配している。
こんなことを書くと「お前は女性は子供を産む機械だと思っているのか」などと反発を招くかもしれないが、そういうつもりは全くないことも、ここで言っておきたい。
人生に対する考え方が私たちの若いときとは違ってきているのだと思う。しかし、一方で家庭をもったり、子どもを育てたりする楽しみもあるのだともいっておきたい。
現代は、女性が家庭かキャリアかのどちらか一方を選ばなければならないという時代ではない。そのどちらかを選択せざるを得ない方々も日本にはまだたくさんおられるのかもしれないのだが、そういう社会がいいはずがない。