渡辺恒雄あとつぎ宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【解散引き延ばし】「もういい加減にしろ」→主権者も同じ気持ちと確認 安住淳さん(宮城5区)

2009年07月17日 23時30分00秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 2007年8月の第167臨時国会から2年間にわたり「ねじれ国会」の国対委員長代理という激務をつとめあげようとしている安住淳(宮城5区)さん。

 「7月21日解散」の日程が正式に決まった17日付メールマガジンで、「私は、当事者として、去年の10月から延々と解散を先延ばしされてきた。もういい加減にしろという気持ちであった」としたうえで、「街の声を聞くと、有権者の方々も、同じ気持ちであったことが改めてよくわかった」と実感したとの感想を示しました。

参考エントリー)「弱虫太郎の解散先送りは選挙情勢悪化のせいだ」安住淳さんが分析2008年10月31日付

 宮城5区が小選挙区になってから4戦全勝、前回の郵政選挙でも宮城県唯一の議席を得票率過半数(50・4%)で守った頼れるアニキ。

 「いよいよ決着をつける時がきた。政権交代に向けて命がけの戦いを何がなんでも勝ち抜く決意だ」と宣言しました。

 前にも書きましたが、人から聞いた話ですので事実関係に相違があるかもしれませんが、安住さんには武勇伝があります。

 遊説会場に向かっていた安住さんの街宣車が“道路封鎖”にあったことがあるそうです。安住さんの対抗馬を応援している漁協員が演説会場につながる道を“通せんぼ”して、候補者の演説会場入りを妨害しました。道路をあきらめた安住さんは、急きょ船を借り、港から演説会場に上陸し、演説会を成功させたそうです。この出来事は有名になり、「安住というのは若いけど、本気だ」という情報が広がり、安住さんの勢いが高まったそうです。このとき“封鎖”にあたった漁協員、まあ組織の命令で嫌々行動した人もいるでしょうが、このメンバーからも安住ファンが生まれたといわれています。

 民主党としても、安住さんの小選挙区勝ち上がりは計算済み。いわば、イチローが3割を打つような感覚でしょうが、それは「当たり前」のことでしょうか? 世の中でイチバン難しいことは当たり前のことを当たり前にやることです。党本部からの選挙資金は「当落線上選挙区>テッパン選挙区」ですから、ほとんど来ないでしょう。応援弁士も有名どころは来ないでしょう。そして、「勝って当たり前」として注目選挙区にはならず、TV・雑誌の取材も来ない。その中で勝ち抜くのは大変なことです。

 前線隊長として「補給艦の引き上げ」「ガソリン値下げ」など連戦連勝だった国会議事堂をしばし離れ、地元での戦うアニキ。命がけの態度をしっかりと見せつけて、若手の模範となるだけでなく、主権者が持つ「政権交代への漠然とした不安」を払拭してください。アニキの2009年夏・第45回衆院選。
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民主党、両院議員総会開催を決定 自民党の「懇談会」より30分早く

2009年07月17日 17時04分39秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
[写真]民主党の古賀一成さん

 民主党は21日午前11時から両院議員総会を開くことを決めました。

 自民党は午前11時半から両院議員懇談会を開きます。これは非公式かつ非公開のものです。が、民主党はこれより30分早く公式・公開の両院議員総会を開くことになりました。両院議員総会の会長は古賀一成さん(福岡6区)、副会長は工藤堅太郎さん(参院比例)です。古賀さんは小選挙区で自民党の鳩山元総務相から議席の奪い返しを狙います。

 7月21日午後1時5分過ぎの衆議院解散と同時に、第171通常国会は閉幕しますので、国民の信を仰ぐ8月30日の第45回総選挙の前に国会議員全員が東京に集まるのは7月21日が最後になります。

 民主党両院議員総会は通常国会を総括し、衆院選に向けた団結を確認します。自民党と違って「総裁選前倒し」「自発的な辞任」といった意見は出ない見通しです。
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鳩山代表「自民党の皆さん、正気に戻ってください」

2009年07月17日 15時30分56秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 民主党代表の鳩山由紀夫さんは7月17日付メールマガジン「はあとめーる」の中で、「自民党の皆さん、憲政の常道を歩むべく、正気に戻ってください。二大政党の一翼として。政策で戦おうではありませんか」と呼びかけました。

 政策で戦おうというのは、第45回衆院選をマニフェスト対決に持ち込みたいという考えが感じられます。また第45回衆院選マニフェストの出来映えへの自信も感じられます。「マニフェスト」という言葉を日本に持ち込んだのは、2003年の第43回衆院選の民主党です。6月の読売・早大調査でも第45回衆院選の投票先を決める際に重視する項目について、「政党の政権公約(マニフェスト)」と答えた人は56%とトップになっており、他の世論調査ではもっと大きな割合を占めている場合もあります。

 鳩山さんが前回代表としてのぞんだのは2000年第42回衆院選ですが、この時は当時の森首相(自民党総裁)の「神の国」発言をとらえて、「これは神の国解散だ」として首相の資質を問う総選挙だという構図を設定しましたが、これは大間違いです。なぜなら失言であろうと、自民党総裁の言葉を使っている以上は、自民党の土俵で戦っていることになります。

 マニフェスト総選挙という構図に持ち込めば、これは民主党用語ですから、ホームグラウンドで戦えることになります。

 鳩山さんはメルマガで「私どもの分析では、前回大敗を喫した大都市圏は未だに強くありません。やはり今回の衆議院選も大都市圏の帰趨が政権交代のカギを握ると思われます」と指摘しました。

 私の試算でも、都議選の風があっても、東京は9勝16敗です。現時点でも政権交代の可能性は5分5分というところだと思います。
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解散後もミニ集会を継続 中学校区完全制覇へ 大阪16区の森山浩行

2009年07月17日 12時38分08秒 | 森山浩行 大阪16区

 7月21日解散~8月18日公示の前哨戦をどう戦うか、頭を悩ませている総支部も多いでしょう。

 今回の民主党新人は、サラリーマン、脱藩官僚、中小企業創業社長ら頼もしい布陣ですが、選挙は初陣という人も多いです。

 この中で38歳ながら、堺市議、大阪府議、堺市長選(次々点)と3度の選挙を闘っている森山浩行さん(大阪16区)は4月の日常活動で続けてきた選挙区内全中学校区16会場の座談会(ミニ集会)を完走する構えのようです。8月2日の日曜日まで泰然自若、日曜日にあわせて、その中学校区での街頭宣伝活動などを強化。しめ切りがありますから、スタッフ、物資を“集中投下”して、「北側一雄→森山浩行」の流れを加速します。

 しっかりと自信を持って活動する。“僕のカリスマ”はダンプカーのように決戦の夏に向かいます。8月30日まで、あと47日間(きょうと投票日を含む)です。

 民主党総支部長の半分以上はしっかり日常活動をしてきました。国会が解散されても、奇をてらう必要はないでしょう。してなかった人は・・・すいません、僕あんまり興味ないんで、自分たちで頑張ってね。

(引用はじめ)

 http://archive.mag2.com/0000055347/index.html

いよいよ、決戦の夏です。
原点を見つめながら力いっぱい走りぬきます。

●自転車&座談会●
16区全域を校区ごとに自転車街宣を一週間と
週末の座談会をセットに4月から活動してきましたが、
8月2日の日曜日できめ細かく1周が終わります。

この間、たくさんの新しい出会いをいただきました。
もちろん、宿題もいただいているので
実現に向けて力を尽くしたいと思います。

19日は英彰・湊西。
25日は百舌鳥(百舌鳥八幡宮)。
 2日は安井・東三国丘。
※日時・会場は事務所までお問い合わせください。

(引用おわり)
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参議院議長が「異常のオンパレード」と憲政を批判

2009年07月17日 10時57分24秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 16日付夕刊各紙に載った両院議員総会の署名をした衆院議員一覧のうち、第45回総選挙での当選が安泰なのは3人、多く見積もっても5人です。そのうちの一人の党副幹事長はさっそく「こんなつもりじゃなかった」として署名引き下げに言及していました。

 良識の府、参議院議長の江田五月さん。僕のこのブログは2007年8月4日の江田参院議長誕生の記事からスタートしました。政権交代はスタートですが、僕のブログでは政権交代がゴールになります。

 その江田議長が7月16日のメールマガジンで現在の政権政党を「異常のオンパレード」と異例の批判をしました。

江田五月 メールマガジン 第879号   2009年7月16日
               http://www.eda-jp.com/

(引用はじめ)

(1)<ショートコメント>・・・《異常のオンパレード》

 麻生首相の異例の解散予告により、自民党は大混乱となった。解散から投票日まで40日も異例、8月中の投票日も戦後初だ。選挙日程が宣言されゴングが鳴ってから、古賀選対委員長は辞意表明し、所属議員の三分の一以上から両院議員総会開催を求められ、まさに異常事態だ。現職の主要閣僚2人が開催要求署名をしたのには、驚いた。「閣内不一致」どころではない。国民のことは、視野のどこにもない。参議院では麻生首相問責決議案が可決され、国会は事実上閉幕。有権者は、意思表示の機会を一日千秋の思いで待っている。

(引用おわり)
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暑さ対策しました 8つの関節をほぐして、冷水&温水

2009年07月17日 02時00分27秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 「7月21日火曜日解散」は確定的です。

 真夏の40日間の長い選挙戦です。しっかり計画を立てて、備えましょう。

 以下、私は専門家ではありませんが、自己流ということで、このエントリーは断定調で書かせて頂きます、あしからずご了解ください。

【帽子の調達】

 まず、帽子を調達しないといけないですね。太陽光をはじく白系の帽子が基本でしょう。運動会の白組の帽子ってベストですよね、今思うと学校というのも合理的ですね。あるいは麦わら帽子か麻の帽子の軽めのメッシュがいいでしょうか。

 また私が総支部周りをしてその後にホテルにチェックインできるように選んだ泊まりの総支部周り専用カバンを持っているんですが、「黒」なんですよねえ。今ごろ気付いたよ(^^;) お財布と相談ですが、人生最大の選挙ですので、解散前にデパートでしっかり選ぼうと思います。ウチワと扇子は頂き物も含めて、何本壊しても大丈夫(^_-)

【暑さ対策は8つの関節】

  きのう(16日)は民主党内では大きな動きはなさそうなので、半日かけてスポーツクラブでみっちり暑さ対策をしてきました。今から鍛えても35歳の体で体力(筋力)向上というのはさほどのぞめません。持てる体力の中で、体温調節能力を引き出してきました。

 暑さ(気温差)に強くなるには、関節周りの筋をほぐすことです。関節周りの筋をほぐすと血流が良くなるので、体全体を血液・体液がスムーズに流れますから、体温調節の能力がアップします。毛細血管を通じて老廃物の回収がスムーズになりますから、早くオシッコになって体から出て行き、疲れがとれます。

 体温調節に強い関節はどこでしょう。上から順に

 ①首筋
 ②脇の下
 ③股関節の鼠径部(そけいぶ)=足の付け根の内側
 ④膝裏

 の4カ所、左右バランス良く8カ所でしょう。

 朝と寝る前の自宅や主権者に目立たない場所で、ストレッチ。なかでも膝をしっかりと一直線に伸ばすのは必ず毎日やった方がいいですよ。

 運動の基本ですが、まずはしっかりストレッチ。きょうは肩周りの筋を軽くトレーニングしました。

 その後、プールでしっかりと太股を上げてウォーキング。これは③股関節のストレッチに最適。調子が出てきたら、クロール。これで①②の肩周りを伸ばしました。膝裏周りの筋のストレッチが物足りなく感じたので、ビート板を使って、膝周りの筋の伸縮を意識しながらバタ足。

 この間も頻繁にプールサイドに上がったり、温水ジャグジーに浸かったり、ミストサウナに入ったり、テラスに出たりして、関節周りの環境をどんどん変えて、体温調節能力を高めます。

 プールから出ると、サウナで体を温めたうえで、冷水風呂にドボン。もちろん、下から、④膝裏→③太股の付け根(内側)→②脇の下→そして頭の天頂(これも大事)を左右まんべんなく冷水をかけて、関節力を高めます。

 プールを出て外気に触れた時には体温調整力が上がったことを肌で感じます。もちろん帰宅直後、就寝前にも自宅で膝を伸ばしたり、肩周りの筋をほぐすなどストレッチ。

【シャワー】

 プールは時間がないという人が多いでしょうが、お風呂に入った時に冷水シャワーをさきの8つの関節にしっかりやるといいです。そして、温水シャワーと交互に数回やると交感神経が冴えます。必ず左右対称にやってください。湯船で足裏をもんだり、くるぶしより下にある「むくみのつぼ」を押してやるのもいいでしょう。

 それと、お風呂から上がった後のドライヤーマッサージも案外、効果がありますね。

 ところで、この8つの関節が体温調整力が高いのはなぜかというと、血管が集中しているから。暑さ対策は、血流対策ともいえるのかな。

【応援弁士に“つめしぼ”は不要?】

 遊説部隊には、頻繁に冷たいペットボトルの補給があるでしょう。さっそく飲みたいでしょうが、ペットボトルを使って、首筋、脇の下を冷やしてリフレッシュ。

 中央から応援弁士を迎える時には、「先生、冷たいおしぼりをどうぞ」と言いたいところですが、ちょっと待った! 屋外遊説を続ける場合は冷たいタオルだと、すぐにぬるいタオルになります。ぬるいタオルをポケットにつっこんでいるとかえって疲れます。応援弁士にはまずは乾いたタオルをプレゼント。これなら、お尻のポケットに突っ込みながら遊説すればいいです。

 そうやって、少し動員もかけた駅前街頭演説会のときに、事務所から先乗りしていたスタッフが、バケツで冷やしたタオルを応援弁士や遊説隊員に次々渡して、その場でリフレッシュすれば、身も心も爽快です。

【暑さには睡眠、「早く帰れ!」カレンダーを事務所に】

 
 [写真]睡眠時間を確保する「早く帰れカレンダー」

 このように「8月30日投票日」を丸で囲み、「残り○日」と強調したカレンダー(内部文書)を選挙事務所に貼りましょう。このカレンダーの狙いは何でしょう?「投票日に向けて気合いを入れるため?」違います。夜は早く選挙事務所を引き上げて帰宅しましょうと、事務所に集った支持者の方々にやんわりと指図するカレンダーです。

 たとえば、上記の写真は公示翌日8月19日の午後8時半を想定したカレンダーです。公職選挙法上、屋外でのマイクロフォン使用は午後8時までです。ですから、午後8時半までには遊説部隊が選挙事務所に帰りますから、事務所内にいる全員が立ち上げり、拍手と大歓声で迎えましょう。

 この後、遊説部隊会議→選対会議と進みます。また公職選挙法上、事務所内での茶菓の提供は問題ありませんから、コアメンバーがお菓子をつまみながら、「どうかね戦況は?」という話に花が咲きます。選挙とはおよそ情報戦、こうやって集まるまちの反応や相手陣営の情報は重要です。

 とはいえ、高揚感から午後9時半になっても歓談が止まないときは、「早く帰れカレンダー」にもう一本斜線を入れ、「×」印にし、「あと10日」という内部掲示文書を貼り、「あー、あと10日間しかないんだあ~!」とひとりごとを言いましょう。この帰れプレッシャーで、残務があるスタッフ以外は帰ります。

 自宅での睡眠時間を長めに摂るのがイチバンの夏バテ対策です、だなんて当たり前すぎて言うまでもないことですよね。

 それに、支持者の方に、友人・知人へ電話やメールをしてもらうんだったら、午後9時半帰宅でギリギリですよ。選挙事務所で「情勢がどうした」「本町1丁目の佐藤がこっちにひっくり返ったぞ」としゃべりまくるオッサンが案外と友人・知人に働きかけてくれていないことはよくあります。

 私の経験では、ラターシュのように夜遅くまで家の外でお酒を飲んでいるような人間は尊敬されないし、朝遅いというだけで情報戦に負ける公算が高い。このような選挙戦の足手まといはやんわり排除すべきです。選挙とは現代における「戦い」です。「俺は民主党支持の主権者だ!」と叫んでも、それは主権者としての権利の乱用、巻き添えになったらたまりません。
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