まず、筆者が勤めた「日本経済新聞本社ビル」(大手町1丁目経団連・JA・日経特区)の2階でトイレが燃え、1人亡くなりました。いったい、なにがあったのでしょうか?
[画像]日経ビルでの火災を報じる、NHKニュース、2017年12月21日、正午過ぎ、NHK中継画面からスクリーンショット。
[写真]事故が起きた、日本経済新聞社の2階、2016年8月5日、筆者・宮崎信行撮影。
【衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 平成29年2017年12月21日(木)】
自民党政権下の日本海側で拉致された、北朝鮮拉致被害者の家族から、本音の一撃が出ました。
毎度おなじみの、衆参・拉致問題特別委員会の閉会中審査がありました。
国費になってから数多くの金の亡者がかかわってきた拉致利権。被害者家族会の飯塚代表は「大騒ぎをしても、結果に結びつかないと意味がない、単なるパフォーマンスに終わらないようにしてほしい」と話し、昨今のトランプ大統領国連演説などの動きに釘をさしました。この問題を利用して、首相への道を陥れた、安倍晋三首相・自民党総裁へのきつい一撃と言えそうです。横田早紀江さんも「お涙ちょうだいは十分だ」と述べ、国会内の真剣に取り組む人だけが
第一委員室では、開会前、なぜか、委員長、参考人、委員らが全員起立のまま。自民党政権の国家公安委員長だった、赤澤正道さんの孫である、赤澤亮正さんは「田口さんから発言があった」としてフォローしながらも、自らの選挙区内でも被害者がいることを正当化しました。
この後に、続く議員も、被害があった場所が選挙区だと主張する、激しく「だからどうした」と言いたい話ばかり。今まで、いかにこの問題を票と金にしてきた人間が多いかを浮き彫りにしました。この問題を国政に挙げ国費マターにしてきたプロセスには、私はまったくかかわっていませんが、私の友人の電通元社員(商社に転職)もかかわっています。すべての答えは、自民党政権下で起きたことへの信賞必罰の厳しさが有権者にないことに帰するように感じます。
【参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 同日】
午後1時過ぎに開議。元国家公安委員長で、拉致問題でのし上がった、山谷えり子委員長が無駄な時間のスタートを告げました。熊本県内では、熊本地震で拉致問題の関心が薄れているとの貴重な証言も。参考人が新人議員に対して「質問の意味が分からない」と諭す場面も。答弁するのが大臣なら仕事だからいいですが、答弁するのが参考人の場合は、日当があるとはいえ民間人ですから。全体的に、意味ないな、という雰囲気が共有されたような気がインターネット越しに感じられて、午後2時47分前後に、早々と散会。
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(C)2017年、宮崎信行。
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Miyazaki Nobuyuki