[写真]安倍首相、2017年10月、茨城県内で、筆者・宮崎信行撮影。
安倍首相は、日本で開く、2019年G20サミットを、大阪市・大阪府で開く方向性を固めたようです。各紙が報じました。
大阪市・大阪府は、先月、「誘致に向けた応募書類」を外務省に提出。IRカジノ施設誘致予定地の夢洲に近く、大阪咲洲庁舎が在る南港(なんこう)の「インテックス大阪(大阪国際見本市会場)」に誘致したいとしています。大阪市・大阪府の現首長らに近い「維新」に対して、安倍晋三首相・菅義偉官房長官が、改憲に向けた秋波も含めて、来月から再来月に決定することになりそうです。
また、時期は新元号の、2019年の5月以降になります。2019年は4月に統一選、5月に改元、6月に第25回参院選を予定。このため、参院選の前後に、サミットをやることで、「経済と外交に強い安倍」のイメージを打ち出すことになりそうです。これは、1992年に、宮澤喜一首相(自民党総裁、宏池会会長)が成功させ参院選勝利。バブル崩壊を招いた土地融資総量規制という政策ミスを覆い隠すことになりましたが、翌年の衆院選では惨敗しました。
G20サミット自体は、1泊2日ということで、それ自体がどれだけの、政治的・経済的波及効果があるか見通せませんが、安倍一強は当分続きそうな兆しが出てきました。
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(C)2017年、宮崎信行。
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