渡辺恒雄あとつぎ宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

辻甲子郎秘書がNHK政治マガジン、元総理・羽田孜衆議院議員と雄一郎参議院議員の議員生活最後の日まで体を支える

2021年07月08日 16時37分33秒 | 議員秘書
 昨年末新型コロナウイルス感染症で逝去した、羽田雄一郎さんの最期のようすを伝えた「NHK政治マガジン」が2021年7月7日付で公開され、辻甲子郎秘書のインタビューも文字で公開されました。

 辻秘書は、2012年11月まで羽田孜衆議院議員の秘書もつとめ、脳梗塞のため1人で歩けない羽田孜さんを、議員会館から本館のエレベーターなどを使い、寄り添いながら本会議場まで送り届ける役割を最後の本会議まで続けました。その後、もともとあった羽田雄一郎参議院議員事務所でも秘書となり、結果として最後の日の最後まで、体に触れながら寄り添い続けました。日本政治史上、総理大臣親子にもっとも近かった秘書となります。最後1年ほどは「元総理」につく警視庁SPさんも辞退して、羽田家・羽田事務所だけでやっていました。

 半世紀全勝の長野県上田市の羽田事務所「千曲会」には「バブル期の竹下派の大蔵大臣」の栄華を知る城代家老はいるわけで、そのことと相まって、「ミスター政治改革」の足跡は、その政治ドラマから28年経った今でも長野県全域でどうやらかなり知られている。

 でも、羽田衆議院議員事務所と羽田参議院議員事務所の両方に在籍した秘書は辻さん以外にはおそらくいないと思います。

 現在はもちろん羽田次郎議員の秘書をしています。

 以上です。
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【7/8】緊急事態宣言下の東京オリンピックが確定、リークで決まる、「飲食店への協力金の先渡しが可能になるしくみ」今さら盛り込むも実効性は不明

2021年07月08日 16時02分09秒 | コロナなど閉会中審査→オリパラ→衆院選
 今週、自衛隊大規模ワクチン接種センター前に立つ筆者の写真ですが、クーポンが来たのに自衛隊も自治体もサイトが一時停止になっていてまだ予約をとれていません。それにしても、東京都千代田区大手町の国有地・三菱地所・産経ビル・日本政策金融公庫・経団連会館・JA全中本部が一体になった再開発はオアシスのようで、自民党政権が東京大企業ばかりを優遇する、社長室が漂流する資本主義であり、1票が根こそぎなぎ倒された機能しない民主主義の象徴であるロケーションに思いますが、みなさんどう思われますか。

 3日前の記事の通り、議運委が開かれましたが、「まん延防止等重点措置」の延長ではなく「緊急事態宣言の五輪閉会式後までの再発令」でした。驚きです。ゆうべ、産経の報道に続いて、確定。分科会、本部はこれからです。これは和泉洋人補佐官か寺岡政務秘書官か、誰が流しているのでしょう。けさの東京は、小雨で気温は高いこともありましたが、商業・サービス業のあらゆる国籍の人がみんな暗かったです。

【参議院厚生労働委員会 同日】

 参議院でも3週間ぶりに閉会中審査がなされました。自民党は「こども庁」構想2議員の1人、自見はなこさんがまた出てきました。ダイプリ、不倫がなかったかのよう。自見さんも、緊急事態宣言の再発令を当然のこととして質問を始めました。

【衆議院議院運営委員会 同日】

 西村コロナ相が、新型コロナ特措法にもとづく、緊急事態宣言を沖縄県に続いて東京都に7月12日から8月22日まで。首都圏の他の3県と大阪府にまん延防止措置を8月22日までと説明しました。

 この中で「飲食業への協力金の先渡しが可能になるしくみ」が初めて盛られました。私はきょねん3月から「資本主義はタイム・イズ・マネーであり、マネー・イズ・タイム。当座預金があれば売上高ゼロでも絶対倒産しないキャッシュ・イズ・キングだ」という趣旨の主張を続けてきました。私の言う通りにしていれば、2割程度は感染拡大が防げた計算になるでしょう。

 ここ1年半以上、私が経営者だから計算できる話をすると、あらゆる立場のインテリが同意も反論もせずに黙ってしまいます。

 国民民主党の浅野哲さん(茨城5区比例)は「4度目の緊急事態宣言発令だが、仏の顔も三度までだ」と批判しました。

【参議院議院運営委員会 同日】

 こども庁議連2名の一人、自民党の山田太郎さんも「エビデンスをもって対応しているとは思えない。オリンピックも国民の理解を得られないのではないか」と正論。

 立憲民主党の吉川沙織・野党側筆頭理事は「臨時国会を開くべきだ」と補正予算を求めました。小池晃・共産党書記局長は「なぜ首相が出てこない」と姿勢を批難しました。

【衆議院災害対策特別委員会 同日】

 理事懇談会が開かれ、熱海土石流災害について政府に対する質疑がありました。きょうも遺体が発見されています。委員会の閉会中審査を来週やるかどうかは、微妙。

このエントリーの本文記事は以上です。
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