あす(7/28)午後1時から3時までの閉会中審査で、野党は尾身茂・理事長を参考人として招くよう要求。分科会が開かれていないので、第5波デルタ株オリンピックでの専門家の初意見となります。
◇
立憲民主党の法務部会内の性犯罪改正刑法3年後見直し規定についてのワーキングチームで島岡・阪大教授に対して、本多平直さんが「50歳の男性と14歳の女性が恋愛して性交して検挙されるのはおかしい」と発言したとされる問題。
きょう、令和3年2021年7月27日(火)朝9時、立憲民主党本部で福山幹事長に呼ばれた本多平直衆議院議員が離党届を提出。午後3時から始まった常任幹事会で了承されました。午後4時からの定例幹事長会見で、前日に倫理委員会から「党員資格停止だが、期間は任せる」との最終報告を幹事長が受け取り、代表に報告して、弁明の機会をセット。その今朝9時に離党届が出されたので、受け取ったとの経緯が説明されました。午後5時から本多さんが記者会見。この場で、議員辞職するとの意向が初めて示され、同時22分にNHKニュース速報が流されました。
記者会見は40人ほどの記者の質問が尽きるまで続き、1時間15分以上の大ロングラン会見となりました。自撮り写真では、私のおでこも、ややテカってしまいました。
この記者会見には、選対副委員長の篠原孝さんのほか、女性で松下政経塾同期の前衆議院議員、井戸正枝さん(井戸まさえ)さんも東京4区大田区からかけつけました。松下の同期だからといって、必ず仲が良いわけでもありませんし、井戸さんも複数回結婚していらっしゃいますし、そもそも、人間の異性への向き合い方は、大多数の同性、大多数の異性にとっても姿見の向こう側。とはいえ、30年以上の友人であり、枝野代表とも、小沢ガールズとも仲が良い井戸さんがかけつけたということは、平直(ヘイチョク)さんの人徳と言えるでしょう。
福山幹事長は下述する、午後4時からの定例会見で「クローズドな党内部会での発言だが、外の専門家をお招きしてのやりとりがクローズだといえるか。そうい時代になっている」とし、今後も、内部会議の内容が漏れた場合でも、内部会議だとのことでは押し切れないとの認識を示しました。島岡・阪大教授には「私からお詫びした」と明言しました。
菅直人首相・代表率いる官邸を支えていたのは、枝野さん、福山さん、寺田学さん、岡田克也幹事長・本多平直副幹事長ら5名のインナーグループという印象があったので、寺田さんとヘイチョクさんの間に何かあったのか。これについては、多くを語りませんでした。
次の選挙がどうなるか分かりませんが、これにて一件落着と言えそうです。
◇
さて、福山幹事長の会見は、4月下旬の補選後のぶら下がり会見から100日近く行っていないので、きょうの定例会見に行きました。質問はしていません。福山さんは、きょうの常任幹事会で、先日の連合と立憲の「左右の全体主義を排し」の政策協定を説明。その後、立憲と国民の覚書「案」を示して、小選挙区での相互推薦はしないことを明確に、「案」については、岸本・国民選対委員長のサインはあるものの、平野選対委員長と岸本さんに一任することが決まったと報告しました。
福山幹事長は、国対委員長からあすの内閣委員会、参議院国対委員長からあすの参議院改革協議会とあさっての内閣委員会の開催の見通しが示されたとしました。
質問で、福山さんは、本多平直さんが公認されない北海道4区について「北海道連と考えて対応したい」としました。コロナ緊急事態宣言で「きょねん、当時は安倍総理だが、借金はしろ、事業はするなとして商売の方に融資をした。金利の減免据え置きが当然であり、私たちは補償と休業要請はセットだと主張してきたので、選挙で政権交代したらさっそく取り組みたい」としました。
横浜市長選に同党推薦で立候補する予定の、山中・前横浜市大教授が、吉村・大阪府知事の「イソジン会見」に関係したことで、山中さんが「ニュースソクラ」に法的措置をとるという趣旨のことを言ったことについて、本当にするのかどうか問われ、党本部として関与していないとしました。
擁立候補の「上積み目標」は「ない」と断言し、平野さんにお任せとの姿勢を強調しました。来夏参院選まで1年切った異例の参議院改革協議会について「参議院会派の話し合いは進んでいるが、私はつまびらかではない。今のところ参議院会派にお任せしている」と語りました。これは見事なまでに本音だと思われます。
前参院候補の斉藤女史と宮崎岳志前議員が公認争いをする群馬1区についての上毛新聞の「斉藤さんの上申は既に12月だったのに」との質問では、「平野代行がヒアリングしているが、党本部として結論を出したい」としつつ「厳しい状況だ」としました。
東京オリンピックのメダルラッシュについて、前日、共産党の小池書記局長が「開催に反対したのでコメントしない」「開会式はその後にコメントすることもあるので見た」「テレビをつければやっているので競技はみている」などという趣旨の発言したことを念頭に置いた、産経新聞記者の質問には「日本人の活躍しているのはすばらしい」とし「スケートボードのように新しい種目など、個々にはコメント言及しないが、すばらしい。金メダルではないが、私は京都府のバスケットボール協会の会長をやっているので、八村選手らの大健闘氏はすばらしい。感染が東京などで広がっている中で大会を開くことにいたった責任は別だ」などと語りました。
記者会見中に、オリンピック開幕4連休明けのきょうの東京の感染が2500人を超えたとのNHK記者の問いには、福山さんは珍しく絶句しました。「まあまさに、緊急事態宣言下のオリンピックだ」とたてなおし、「命の選択がないようにしてほしい。東京の医療関係者に感謝する。政府は専門家会議をちゃんと開くべきだ。いまちょっとびっくりしたのであまりとりとめのないことを言ってしまったが、沖縄県、首都圏3県も増えている」としました。
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立憲民主党の法務部会内の性犯罪改正刑法3年後見直し規定についてのワーキングチームで島岡・阪大教授に対して、本多平直さんが「50歳の男性と14歳の女性が恋愛して性交して検挙されるのはおかしい」と発言したとされる問題。
きょう、令和3年2021年7月27日(火)朝9時、立憲民主党本部で福山幹事長に呼ばれた本多平直衆議院議員が離党届を提出。午後3時から始まった常任幹事会で了承されました。午後4時からの定例幹事長会見で、前日に倫理委員会から「党員資格停止だが、期間は任せる」との最終報告を幹事長が受け取り、代表に報告して、弁明の機会をセット。その今朝9時に離党届が出されたので、受け取ったとの経緯が説明されました。午後5時から本多さんが記者会見。この場で、議員辞職するとの意向が初めて示され、同時22分にNHKニュース速報が流されました。
記者会見は40人ほどの記者の質問が尽きるまで続き、1時間15分以上の大ロングラン会見となりました。自撮り写真では、私のおでこも、ややテカってしまいました。
この記者会見には、選対副委員長の篠原孝さんのほか、女性で松下政経塾同期の前衆議院議員、井戸正枝さん(井戸まさえ)さんも東京4区大田区からかけつけました。松下の同期だからといって、必ず仲が良いわけでもありませんし、井戸さんも複数回結婚していらっしゃいますし、そもそも、人間の異性への向き合い方は、大多数の同性、大多数の異性にとっても姿見の向こう側。とはいえ、30年以上の友人であり、枝野代表とも、小沢ガールズとも仲が良い井戸さんがかけつけたということは、平直(ヘイチョク)さんの人徳と言えるでしょう。
福山幹事長は下述する、午後4時からの定例会見で「クローズドな党内部会での発言だが、外の専門家をお招きしてのやりとりがクローズだといえるか。そうい時代になっている」とし、今後も、内部会議の内容が漏れた場合でも、内部会議だとのことでは押し切れないとの認識を示しました。島岡・阪大教授には「私からお詫びした」と明言しました。
菅直人首相・代表率いる官邸を支えていたのは、枝野さん、福山さん、寺田学さん、岡田克也幹事長・本多平直副幹事長ら5名のインナーグループという印象があったので、寺田さんとヘイチョクさんの間に何かあったのか。これについては、多くを語りませんでした。
次の選挙がどうなるか分かりませんが、これにて一件落着と言えそうです。
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さて、福山幹事長の会見は、4月下旬の補選後のぶら下がり会見から100日近く行っていないので、きょうの定例会見に行きました。質問はしていません。福山さんは、きょうの常任幹事会で、先日の連合と立憲の「左右の全体主義を排し」の政策協定を説明。その後、立憲と国民の覚書「案」を示して、小選挙区での相互推薦はしないことを明確に、「案」については、岸本・国民選対委員長のサインはあるものの、平野選対委員長と岸本さんに一任することが決まったと報告しました。
福山幹事長は、国対委員長からあすの内閣委員会、参議院国対委員長からあすの参議院改革協議会とあさっての内閣委員会の開催の見通しが示されたとしました。
質問で、福山さんは、本多平直さんが公認されない北海道4区について「北海道連と考えて対応したい」としました。コロナ緊急事態宣言で「きょねん、当時は安倍総理だが、借金はしろ、事業はするなとして商売の方に融資をした。金利の減免据え置きが当然であり、私たちは補償と休業要請はセットだと主張してきたので、選挙で政権交代したらさっそく取り組みたい」としました。
横浜市長選に同党推薦で立候補する予定の、山中・前横浜市大教授が、吉村・大阪府知事の「イソジン会見」に関係したことで、山中さんが「ニュースソクラ」に法的措置をとるという趣旨のことを言ったことについて、本当にするのかどうか問われ、党本部として関与していないとしました。
擁立候補の「上積み目標」は「ない」と断言し、平野さんにお任せとの姿勢を強調しました。来夏参院選まで1年切った異例の参議院改革協議会について「参議院会派の話し合いは進んでいるが、私はつまびらかではない。今のところ参議院会派にお任せしている」と語りました。これは見事なまでに本音だと思われます。
前参院候補の斉藤女史と宮崎岳志前議員が公認争いをする群馬1区についての上毛新聞の「斉藤さんの上申は既に12月だったのに」との質問では、「平野代行がヒアリングしているが、党本部として結論を出したい」としつつ「厳しい状況だ」としました。
東京オリンピックのメダルラッシュについて、前日、共産党の小池書記局長が「開催に反対したのでコメントしない」「開会式はその後にコメントすることもあるので見た」「テレビをつければやっているので競技はみている」などという趣旨の発言したことを念頭に置いた、産経新聞記者の質問には「日本人の活躍しているのはすばらしい」とし「スケートボードのように新しい種目など、個々にはコメント言及しないが、すばらしい。金メダルではないが、私は京都府のバスケットボール協会の会長をやっているので、八村選手らの大健闘氏はすばらしい。感染が東京などで広がっている中で大会を開くことにいたった責任は別だ」などと語りました。
記者会見中に、オリンピック開幕4連休明けのきょうの東京の感染が2500人を超えたとのNHK記者の問いには、福山さんは珍しく絶句しました。「まあまさに、緊急事態宣言下のオリンピックだ」とたてなおし、「命の選択がないようにしてほしい。東京の医療関係者に感謝する。政府は専門家会議をちゃんと開くべきだ。いまちょっとびっくりしたのであまりとりとめのないことを言ってしまったが、沖縄県、首都圏3県も増えている」としました。
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