ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【第2回党首会談】昨日18分間、総理と“サシ”の中川秀直さんの日記

2007年11月02日 14時00分51秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

(写真は中川秀直公式ウェブから)

[初投稿日時:2007年11月2日午後2時]

 なんとも気になる午後3時からの福田さん、小沢さんの2回目の党首会談。結果が明らかになるのは夕方5時ごろでしょうか?

 様々な観測が流れていますが、各紙に載っている「首相動静」でひとつ、面白いものを見付けました。

 11月1日(木)の午後4時45分から午後5時3分までの18分間、福田総理は自民党前幹事長の中川秀直さんと“サシ”で会いました。

 それで、中川秀直公式ウェブサイトを見ると、第2回党首会談について「大きな潮流を生むことを期待する」と題する本人の記述がありました。

 中川さんは毎日新聞の記事を紹介した上で、「中川の眼」というコメントをつけています。中川さんはおそらくこの毎日新聞の記者を知っているでしょう。そのうえで紹介しているということは中川さんの考えに近いという意味では。まあ、とにかく全文を載せさせて頂きます。(色づけは下町の太陽)

 ◇ ◇ ◇

(党首会談)明日の第2回党首会談が「大きな潮流」を生むことを期待する

 毎日に「自・民『話し合い路線』へ」「党首会談が契機」「被災者支援法改正案、衆参同時質疑後に修正協議」が書かれている。

(新聞の引用部分は省略します)

―中川の眼―
  既に、30日に開かれた第1回党首会談が、国会現場の各所で「潮目」を変えている。福田総理の「ねじれ国会での新しい政治の動かし方」の提案に、小沢代表が「協力できることは協力する」と応じたからである。その協力できることは協力するが、対決型路線から協調型路線への転換であり、与野党修正協議へのゴーサインとなった。

 肝心なことは、この「ねじれ解消」の流れはもう誰も止められないということである。歴史的流れだからである民意の80%が、与野党間の協議による合意形成を望んでいる。対決路線を望むものは10%に過ぎない。この歴史的民意の期待に応える具体的な新しい政治の動かし方が、形となって表れるのが、明日の第2回党首会談であると期待する。両党党首の国益に資するとの無私の覚悟が、「潮目の変化」を「大きな潮流」として、歴史を切り開くことを期待したい。(11月1日記)

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