【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

石破茂総裁、あす憲政史上初の首班指名前の解散表明の見通し 憲法7条と憲法69条の与野党議論は限定的か

2024年09月29日 21時35分20秒 | 自民党
[写真]石破茂自民党総裁、3年前の2021年9月、都内で、宮崎信行撮影。

 石破茂自民党総裁が、あす30日(月)、三役の発表に際して、「10月15日(火)公示ー10月27日(日)投開票」を表明する見通しとなりました。あさっての親綬式の以前、衆議院本会議(及び参)の首班指名選挙以前のタイミングでの解散表明は憲政史上初めてと考えられます。法定委託事務である市町村選管の投開票事務を迅速化させるとともに、野党の候補者一本化の協議をさせないのがねらいだと考えられます。

 おととしの参院選では「気象庁の言う房総半島(半島振興法の言う「南房総半島」)」の南房総市で野党・立憲民主党の青木愛さんが地元で台風復興の取次ぎをしたことの恩を感じた地域の有力者が「引き回し」で候補者を地域に紹介しました。野党の全国比例候補では異例。石川県の珠洲市ないし七尾市の能登半島の市町村の現状の情報発信が面的に広がり野党を押し上げることもありそうです。

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