【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

農水省、大臣だけでなく、事務次官までやめてどうするんだ!

2007年09月07日 16時55分58秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

農水事務次官、退任へ 混乱で引責の見方も(朝日新聞) - goo ニュース

 大臣がこれだけかわるからと言って、事務方トップの事務次官までかわってどうするんですか!農政はどれだけ混乱しているんでしょうか。あきれます。
(写真は記者会見する農水省の小林芳雄前事務次官(左)と白須敏朗新事務次官=7日午後0時12分gooニュース-共同通信)

 この退任する小林芳雄農林水産(農水)事務次官ですが、若林正俊農相(農林水産大臣)と同じ、長野県出身東大法学部卒なんですね。この辺で何かあるのでしょうか? 同じ出身となると、意外とウマが合わないということもあるのかもしれませんが・・・

 ところで農水省と東大法学部というと、面白いデータがあります。2006年度採用の農水省キャリア組は東大法学部卒がゼロだったのです。 

(AERA:2007年07月30日号)から。

 2005年の夏、農林水産省の人事担当者に衝撃が走った。06年度入省予定の内々定者に、東大法学部の学生が1人もいなかったのだ。表向きには、「出身大学にこだわらず、人物本位で採用した結果」と説明したが、ある幹部は、「採用したかった学生の多くが、新しく始まった法科大学院(ロースクール)への進学や、外資系企業などへの就職を選んだ」と打ち明ける。

 東大法学部の学生は農水省の一連のトラブルを見越していたのでしょうか。



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