明けましておめでとうございます!
期待薄の今年の初日の出だったが、厚い雲の切れ目からなんとか太陽が顔を出してくれた!その後、札幌は空全体が厚い雲に覆われてしまったので幸運な一瞬だった。
3年続けての元旦早朝の藻岩山登山だった。
天気予報は曇りで、初日の出が見える可能性は低いだろうということだったが、見える、見えないは別にして、ともかく一年の初めに今年も登って新年を迎えようと思った。
朝4時40分ころ、慈啓会口の駐車場に着いたときにはまだ駐車する余裕があったが、私が登山を開始した5時には25台程度駐車できる駐車場は一杯になってしまった。
※ 駐車場は私が登山を開始した5時にはいっぱいになっていました。
今朝の日の出時刻は7時06分だったので、無理することはなく超スローペースで登ることにした。汗をかきたくなかったのだ。次々と後続が私を追い越して行った。
馬の背に出るまで風は無風。静かな登山だった。
馬の背に出て、眼下を見ると札幌の街が明かりの中に浮かんでいた。写真に撮ったのだが、光の量が少ないのだろう。見た目よりずーっと暗い写真になってしまった。
※ ほとんどの登山者はこのようにヘッドライトを点けての登山でした。
※ 肉眼ではもっともっと明るかったんですよ。
超スローペースだったため、まったく辛さを感じないまま山頂に至った。かかった時間は1時間25分。これでは疲れようもない。それでも背中にはうっすらと汗ばんでいた。そこで、山頂駅のトイレで下着を交換した。
藻岩山にはロープウェイの山頂駅の中に登山者用の休憩スペースが設けられている。日の出まで少し時間があったので、そこで待つことにした。すると、ベテランと思われるグループの男女が清酒をテーブルに立てて、宴会(?)が始まった。そこまでやらないまでも、お神酒を交わす人や甘酒を楽しむ人など、お正月らしい光景が見られた。
※ 宴会(?)のシニアグループは女性が主体でした。今に始まったことではないですが、女性のオヤジ化が進行しています。
日の出時刻前の午前7時、外へ出てみると、日の出の方向の空が赤く染まっていた。「これは期待できそう!と思い、たくさんの人たちと日の出を待った。
すると、厚い雲の切れ目から真っ赤に太陽が見え始めた。
完全な形ではないが、大きな太陽がぐんぐん昇ってきた。完全な形ではないということは、雲の隙間が狭いため、昇るに従い太陽の上辺が雲に隠れてしまった。
ということで完全ではなかったが、しっかりと初日を眺めることができた「藻岩山 de 初日の出」だった。
※ 日の出直前の東の空の様子です。
※ 日の出の様子をカメラに収めてる人たちですが、この人たちはほんの一部の人たちです。