この正月の我が家の食卓の主役は、なんといっても「毛ガニ」(1パイ約2,500円)であった。自宅で毛ガニを喰うなんてのは、いったい何年ぶりのことだったのだろう・・・少なくとも、私がこのブログを始めた’05年の4月以降、初登場の毛ガニなのだ。’05年の6月に喰った「川ガニ」も美味しかったが、やはり、毛ガニの存在感というかプレミアム感は素晴らしい。
私見では、コイツを喰いつくすには、「カニスプーン」よりも「割り箸」を上手く使うのがコツだと思う。割り箸の先と角を利用して、カニの殻に滑らせるように押し当てると、身を余すことなくいただける。手は若干汚れますが・・・
今のところ、小学生の娘二人はこのカニのうまさに気づいておらず、昨夜は夫婦二人で、黙々とこのカニを堪能した。カニのある食卓には、静寂と緊張感が漂う。そのうち娘達がこのカニのうまさに気づいた時、我が家の食卓の緊張感は、もっと高まることであろう。