3連休初日は、次女の発案により、登別の「クマ牧場」を見学に行くことに。
朝10時頃、我が家を出発した。
10時59分。
道の駅「サーモンパーク千歳」にて、まずはトイレタイム。
そこで私の目に入ってしまったのが、1本120円の、焼き鳥!
小腹が減っていたので、思わず5本を購入。
私は2本・妻と娘2人は1本ずつを、それぞれ食した。
この「やきとり」。三笠の道の駅のそれには若干及ばないものの、ジューシィかつスパイシィで、なかなかウマかった。
さて、余談だが。
その後。R36を苫小牧方面に向け、レガシィ2.0i(5MT)を走らせていると、「屋根が水色で、ボディが白で、フューエルリッドにFBPのブルーステッカーを貼った、シトローエンDS3」が、颯爽と右横をすり抜けて行った。
これは、ほぼ十中八九、「こ~ちゃんのDS3」だったと思うのだが、どうだろう。
こ~ちゃん、もしも当たっていたら、ご一報ください。
そして、正午。
苫小牧市の「葡麗紅(ぶれいく)」という名のレストランで、ランチとすることに。
私は、このネーミングから、かつてのロックンロールバンド「紅麗威甦(グリース)」を思い出してしまった。
店内は賑わっていたが、幸いにして、奥から2番目のテーブル席に着席できた。
ステンドグラス風のランプシェードが、お洒落である。
GW初日で気が大きくなっていた私は、一応妻に確認の上、フラッグシップの「会長ステーキ」を、ご注文。
12時09分。
まずは前菜的にサラダが供され・・・
12時20分に、ライス・味噌汁、そして大御所のステーキとの、ご対面を果たすことが出来た。
ブラックペパーとガーリックが効いた、ワイルドハーツなそのお味に、私のハートはストップモーション!
醤油ベースの付けダレを絡めてほおばった瞬間、私の頬は、音を立てて落ちた。
ちなみに、妻と長女がオーダーしたのは、「会長ステーキハーフ」。
肉の量が半分になるながらも、フライドポテト・ピーマン・ナスが加わっているのが、見逃せないチャームポイント。
私も、健康と美容をおもんぱかって、こっちにすれば良かったかもしれないと、一瞬思ったりしたのだった。
のっけから贅沢三昧のGW初日。
財務大臣の妻に、感謝である。
14時21分。
スマホナビの指示に従って、レガシィ2.0i(5MT)を走らせていると、なぜか狭隘な山道に入り、なんだか貯水池らしきところに来てしまった。
そこから眺める山頂からは、なんだか煙がもくもくと上がっているのが見える。
そして、紆余曲折の末。
14時31分に、ようやくにして目的地の「クマ牧場 ロープウェイ駅」に、到着したのだった。
「政宗くん」が、猛々しく、我々一家を、お出迎え。
入園料は、上記のとおり。
一家4人だと1万円オーバーだが、まあ、GWだし、妻もイイと言ってくれたし、あまり気にしないことにしよう。
この日の山頂気象状況は、ご覧のとおり。
ジャンパーが無いと、凍える寒さであった。
ロープウェイの乗車定員は、4名。
約15分ほどで、それは山頂にある「のぼりべつクマ牧場」に、到達した。
まずは、子グマちゃんと、記念撮影。
極めて牧歌的な、「アヒルのレース」。
「クマのおやつ」は、この施設を愉しむための、マストアイテム。
「ヒトのオリ」内の「空気鉄砲風の給餌器」で、熊さんたちに、あいさつ代わりのエサやりを愉しむ。
牧場内の熊たちは、老若男女取り揃えた、ご覧のとおりの豪華ラインナップ。
食いしん坊な彼らの視線は、エサを持った人間の方向に、クギ付け状態(^^;
手を合わせて「お願い」のポーズを取る者もいれば・・・
大きく手を振って、「こっちだ!こっちだ!」と、アッピールする者もいる。
そうかと思えば、内気に自己主張しない者も、いたりする。
クマにも、人間と同じように、性格や個性の違いがあるということを、目の当たりにした。
血液型とかも、何種類かあるのかなァ👀
さて。エサやりを愉しんだ後は、場内の「ヒグマ博物館」へ。
熊の剥製に、オブジェ・・・
さらには、「ヒグマによる三大悲劇」を、学習。
苫前町の、いわゆる「三毛別クマ事件」は知っていた。
だが、かつては「札幌の丘珠にクマが居た」という事実は、私はこの日初めて知った。
「ヒグマ博物館」の屋上からは、地味に美しい湖である「クッタラ湖」を望むことができる。
場内には「イラムカラッテ」という、アイヌ民族の土産物屋さんがあり、
展示中の、愛くるしい「子グマ」ちゃんに、目を細める。
我々一家が帰路のロープウェイに乗ったのは、16時過ぎ。
「のぼりばつクマ牧場」。思いのほかに、面白かった。
クマの飼育にかかるエサ代や、ロープウェイの運行コスト等を鑑みると、おひとりさま約2,600円の入場料は、まあ、妥当なのかもしれない。
クマ牧場を後にした我々一家が、その後立ち寄ったのが、「登別地獄谷」。
ここは、アジア系観光客の方々で、大いに賑わっていた。
硫黄の匂いが、地球の息吹というか、息づかいを感じさせる。
僕らはもとより、ミミズだってオケラだってアメンボだって、みんなみんな生きているのは、知っていた。
そして、それに加え、もっと大きな存在である「地球が生きている」んだということを、あらためて、実感した。
本年初の、レガシィ2.0i(5MT)でのグランドツーリングは、まことに実り多いものであった。
そして娘たちは、チャロ君へのお土産として、「真っ赤なかぶりもの」をプレゼント。
極めて順調な、GWの幕開けでありました(^^)