土曜日は、妻の進言により、「麺や けせらせら」でのラーメンランチと相成った。
11時30分開店のこのお店。
我々夫妻はやや出遅れて、11時54分にそこに着いたのだが、案の定、すでに行列待ち状態である。
しかしながら、お客さんの流れは、スムーズ。
12時ジャストに店内の中待合に通された。
ここで注文を尋ねられたので、我々夫妻は、このお店のフラッグシップである「塩らぁめん」(税込730円)をオーダー。
ちなみにこの日。お客さんの7割方は、やはり「塩らぁめん」をチョイスしていた。
そして12時12分に、カウンター席に着席。
「塩らぁめん」とお逢いできたのは、12時16分だった。
黄金色に輝く、小林製麺の中太ちぢれ麺。
ぷりっぷりでぴっちぴちのそれは、元気と色気に溢れた人魚を連想させる。
まるでコーンポタージュのような、とろみのある鶏白湯スープ。
その凝縮された旨みとコクを満喫するには、味のチョイスはやはり「塩」が、最も似つかわしい。
普段ラーメンをいただくときには、私は基本的に、香辛料や薬味を使わない。
だが、このお店のカウンターには、珍しく「ゆず胡椒」が置かれていた。
今回は、これを使って、お味の変化を試してみることに。
それをひとつまみ、チャーシューの上に乗せ・・・
然る後に、スープに溶かす。
結構多めにそれを入れたつもりだったのだが、その柑橘系のかほりと辛さは、マイルドに隠し味的な役割を果たしてくれた。
「塩らぁめんwithゆず胡椒」、かなりオススメである。
私は、次回以降は、かならずや「withゆず胡椒」でいただこうと思う。
大ぶりでしなやかなバラチャーシューは、ありがたいこころのボーナス!
12時23分に、完食。
待ち時間を含めて約30分の、至福のラーメンタイムであった