9月23日(日)。
我々夫妻は、「ふれあい広場あつべつ」に居た。
次女が、「北海道アカペラフェスティバル ハモサツ」に出演するのを、観るためである。
12時15分過ぎに、次女の属するグループのステージが始まった。
その美しいハーモニーと、しなやかなリズム感!
私が学生の頃、「合唱部」というのは、どちらかといえば地味な存在で、いっちゃあ悪いが、やや、ダサかった。
転じて、この21世紀に「アカペラ」に昇華したそれは、非常に洒落ていて、カッコいい。
そのステージを観終わった後。
ちょうどお昼時だったので、我々夫妻は、「カテプリ」のフードコートで、ランチとすることに。
数分に及ぶ協議の末。
我々夫妻がチョイスしたのは、「リンガーハット」である。
12時52分。
色々とあるメニューのうちから、最も魅力的に見えた「からまろ担々ちゃんぽん」を、共にチョイス。
呼び出しベルを渡されて、待つこと数分。
13時ジャストに、それにありつくことができた。
ホワイティでクリーミィな豚骨スープは、基本まろやか。
そこに、しぼったばかりの夕陽の赤のようなラー油が、辛さという名の刺激を加える。
つるんとした太目の麺の弾力感は、やはり「ちゃんぽん」ならではのモノ。
スープを絡みつけて、ワシワシといただく。
トッピングされた「肉みそ&糸唐辛子」で、お味の変化を愉しむのも、また一興。
具も、まさにバラエティ・ツアーな、ラインアップ。
キャベツ・にんじん・かまぼこ系・・・
豚肉・ひき肉・エビは、やや小ぶり。
もやし・コーン等、野菜はたっぷりである。
慢性的野菜不足に陥っている私にとっては、福音だったのかもしれない。
暴力的ではないものの、しっかりと辛い、そのスープ。
口当たりはまろやかなのだが、グイッと飲むと、咽頭をじりじりと焦がすような熱さが走る。
それは、美しいのに手厳しい女性に、頬を打たれた時の様な、うれしはずかしい感触。
丼の底に沈んだ「ひき肉&コーン」を救出するため、それは完飲に迫られる。
13時16分に、完食に至りました。
ともあれ、リンガーハット進出のおかげで、札幌でも手軽に「長崎ちゃんぽん」がいただけるようになったことは、大いに喜ばしい。
次回は「皿うどん」に、チャレンジしてみたい。