9月5日(水)に、北海道に上陸した、台風21号。
それは、我が家にも、爪痕を残していってくれた。
嗚呼、築23年の我が家の屋根が・・・
トタンは1枚がめくれあがり、2枚は剥がれ落ちた(^^;
けが人が出なかったのが、不幸中の幸いである。
即刻、住宅メーカーに連絡を取ったところ、翌6日(木)に対策&修理の見積もりに来てくれることになった。
しかしながら・・・
6日未明に、北海道を大地震が襲った。
ほぼ、丸2日間に及ぶ、停電。
我が家においては、水道が大丈夫だったの幸いだったが、TV報道は観ることが出来ず、情報は電池式のラジオに頼った。
調理の主役となったのは、カセットコンロ&キャンプ用品である。
役に立ったのは、クルマの12Vソケットからスマホに給電できる、「充電ケーブル」。
アウトドアでの「スマホのバッテリー切れ」を防ぐため、昨年購入したものだ。
停電期間中は、通勤時にコレを活用して、スマホバッテリーの延命を図っていた。
こういう時に、「内燃機関が供給する電気」のありがたさを、つくづく思う。
本日ガソリンスタンドは行列状態だが、私のレガシィはまだ半分以上残量があるので、あわてて給油する必要はない。
それよりも、ガソリン節約に努めよう。
また、今回の地震のような状況下で。
もしも世の中のクルマが全て「電気自動車(EV)」だったならば、どうだったろうか。
「EV自体が家電に給電できる」というメリットも無くはないが、「充電に一斉に駆け込んだEVの電力を賄うキャパは、発電所には無い」のは、明白だ。
世界の潮流がEVにシフトしつつある現代だが、現実的には「バッテリーの蓄電力&充電時間短縮」に、「革命的な技術のブレイクスルー」が無い限り、EVの時代は来ないと、私個人は考える。
そして本日。
営業再開したスーパーに、自転車で行ったところ。
開店10分前にそこに着いたのだが、すでにこの行列ぶりじゃありませんか!
しかしながら、みんな店内に駆け込んだりすることなく、整然と並び、順序良くカゴをとり、ゆったりと買い物をする。
この辺はやはり世界の目から見ると、驚くべき日本人の規律の良さというか、秩序遵守精神でありましょう。
我々夫妻は、カップめん・レトルトカレー・スパゲティ・切り餅・缶詰等、日持ちする食材を購入。
そして、しみじみ、思う。
一家・親戚・友人たちが、大きく被災せずに済んでいて、本当に幸運なのだと。