しぃ~さんのLIVEに酔いしれた後。
ついに私は、積年の課題であった「いそのかづお」への潜入を果たした。
開店5分前の21時55分にそこに到着して並んでいたのだが、惜しくも「開店と同時の着席」はできなかった。
そして22時20分。
とうとう、待ち焦がれた、このお店のカウンター席に着席。
ご注文は、このお店のフラッグシップと思われる、「札幌ブラック」である。
「人気の無いメニュー」にも、大いにココロ魅かれたのだが、今回は初訪問だったので、無難に人気メニューをチョイスさせていただいたのだ。
そして22時24分。
それは、「うどんどん兵衛」よりも早い待ち時間で、すんなりと供された。
まずは、漆黒のスープをいただく。
たまり醤油的に濃厚だが、まろやかで、しつこくないお味。
そしてそこには、ニンニクが、息づく感じで君臨する。
その力強いスープを受け止めるのが、日の出製麺の、太麺!
それは漆黒のスープと、組んずほぐれつ絡み合い、私を幸せの骨頂へといざなう。
半熟ゆでたまごは、つるんとぷりっと。
提供された当初は、色白の生娘のようだった、ダブルチャーシュー。
それはいつしか漆黒のスープの洗礼を受け、小麦色のマーメイドとなる。
メンマ・モヤシ・きくらげといった脇役たちも、スープのファンデーションで、おめかし。
いやあ、このスープ、旨いっす
その、深いコクと甘みは、がつんとふわっと、まさにモルトの味わい。
崩れる柔らかさの、こころのボーナス、バラチャーシュー。
スープにしっかりと浸していただくのが、モア・ベターですネ
22時36分に、その全てを、私の中に、格納。
「いそのかづお」。噂に違わず、素晴らしかった
「ナンバー・ワンよりオンリー・ワン」のフレーズが、私の脳裏に浮かぶ。
次回は、あえて、「人気の無いメニュー」を、試してみたい