かつて、携帯電話やスマホが普及していなかった頃。
異性に電話をする際、家の電話では、ばあちゃんに話の内容を聞かれるのが気恥ずかしかったので、私は「公衆電話」を大いに活用していた。
そのため、財布の中にいつも忍ばせていたのが、「テレホンカード」である。
そして、そのテレホンカードは、絵柄等がコレクションの対象になりうるアイテムでもあった。
今回は、数は少ないが、個人的には珠玉のお宝たちを、ここにご紹介させていただきたい。
この7枚が、私のお宝テレカである。
まずは、1989年頃入手の「ユーノス・ロードスター」。
このキュートなスタイルにココロ奪われ、私は実際に、’91年から’93年まで、このクルマを愛車としていたのである🚗
いわゆる「NAロードスター」は、後ろ姿がこれまた清廉な色気を持っていた。
そのテールランプは、「現代工業美術アート」として、ニューヨーク近代美術館に展示されているほどなのだ。
こちらは、「ユーノス・ロードスター 1800シリーズ2」。
1995年に入手したものと思われる。
個人的には、1800シリーズへの想いはやや希薄だったので、実際に公衆電話で使いきってしまったものだ。
これは、雑誌「ゴールドカートップ」のオマケとして付いてきたと思われる、ユーノステレカ。
コレクターズアイテムとしてではなく、実用品として財布に入れっぱなしだったためか、やや色褪せてしまったのが、惜しい。
この、「ザ・スタイル・カウンシル」のテレカも、同様である。
これは、アルバム「ザ・コスト・オブ・ラヴィング」の頃なので、1987年入手だと思う。
そして、「純レジェンド」テレカ。
「拓郎は、目。」「こうせつは、鼻。」「かまやつは、舌。」のフレーズが、三者三様の個性を巧く表現している。
このCMがTVで放送されていたのは1994年頃なので、その時に手に入れたのでありましょう。
そして、最大のお宝テレカ。
1992年頃入手の、「地下鉄にのって 吉田拓郎」🏅
あまり知られていないかもしれないが、その頃拓郎氏は札幌市営地下鉄のイメージキャラクターであった。
「当時恋人だった私の妻」の「先輩のご主人」が、札幌市交通局に勤務されており、そのルートでこのテレカ&同デザインのポスターを、私は手に入れたのである✌️
ああ、ありがたや、ありがたや。
家人にとっては「プラスチックゴミ」でしかないこのテレカたちは、私にとっては一生手放せない、大事なお宝なのである🌟