雪がどっかりと降り、冬本番といった様相の、札幌。
久しぶりに、サッポロビールの「冬物語」を買ってみた。
350ml缶のスーパーでの実売価格は、税込207円。
その登場は1988年というから、はやくも32年が経過したこととなる。
その間、そのパッケージデザインはほぼ毎年変遷していたが、昨年と今年は同じもののようだ。
ちなみに1988年といえば、それは昭和63年。
アイルトン・セナが、鈴鹿で初めてワールドタイトルを手にした年である。
アルコール度数は6%と、ちょっと高め。
甘口まろやかで、ハートも胃壁もほっこり。
絶対温度は冷たいのに、なぜかカラダが温まる。
このビールは、そんな物語を紡いでくれました
リフレッシュ休暇をいただいていたその日は、当然のごとく、バードウォッチング。
それが、2020年における、私のたしなみなのだ。
いつもの探鳥地「あいの里公園」に着いたのは、12時半のことだった。
しかしながら・・・
鳥さんの姿が、ほとんど見当たらない(^^;
「ヤマガラ」さんと思われる、オレンジ&グレーの鳥さんを1羽だけ見つけたのだが、私がウカウカしている間に飛び去ってしまい、写真は撮れず・・・
ついこないだまでは、「マガモ」「ミコアイサ」「ダイサギ」等の野鳥で賑わっていた「トンネウス沼」は、ご覧のとおり結氷状態
「誰も居ない沼」状態でありました。
夏には「カワセミ」さんが幾度となく飛来してくれた「木柱」が、季節の移り変わりを実感させる。
13時17分。
「スズメ」さんを撮影した後に、私は代償行動として、次なる探鳥地へとクルマを走らせたのでありました。
高名な芸術家「イサム・ノグチ」氏設計の「モエレ沼公園」に着いたのは、13時39分。
13時48分。
種をついばんでいたのは、「シジュウカラ」さん。
基本モノトーンないでたちのこの鳥さん。
だが、首から背中にかけてのライムグリーンが、アクセント的に美しい。
この木には、いわゆる「ガラ系」の鳥さんたちが、多数集まっていた。
13時50分に撮影したのは、「コガラ(あるいはハシブトガラ)」さん。
公園内をぶらぶらすること、しばし。
遠くの木に、なにかグレイッシュな鳥さんが飛んできたのを発見したのは、14時25分だった。
オレンジに染まった頬の、この鳥さん。
いわゆる「タカ系」と思われるのだが・・・
我が家の蔵書では、正確な種名は断定できず。
なので私が「オレンジチーク・グレイッシュホーク」と、命名しておこう🦅
その横顔は、そこはかとなく、「あしゅら男爵」を彷彿とさせる。
その後、新たな鳥さんを発見することはできず。
うなだれて帰ろうとした矢先の、14時57分。
なにかふわっとした羽ばたきの、中型の鳥さんが目前にやってきた。
それは、私が「冬のスーパースター」と崇め奉る、「ミヤマカケス」さんではありませんか
このミヤマカケスさんは、ややサービス精神に欠ける個体で、すぐさま「撮影には枝が邪魔になる位置」に、移動してしまった。
しかしながら、翼の「ブルーのドットのアクセント」の美しさに、私はもうウットリ。
「目前に現れてくれただけでも、ありがたい」と、思うことにしたのである。
15時08分。
目前の枝に止まってくれたのは・・・
トサカ頭のノーネクタイ、「ヒガラ」さんでありました。
そして15時19分。
私は、「大満足ではないがほぼ納得」の気分で、帰路に着いたのでありました🚘