冬将軍の足音が近づきつつある、札幌。
よく晴れた10月25日の朝。
マイレガシィは、「放射冷却現象」で、凍てついてしまった
毛羽立った霜は、さながら「髭剃り前の髭」のようである。
外気温計は、氷点下ではなかったものの、4℃と今シーズン最低値。
フロントスクリーンも凍てつき、クルマを発進させるまでに、数分のアイドリングを要した。
なので、冬支度である。
10月30日(日)。
私はマイレガシィのタイヤ交換に取り掛かった。
8時22分に、作業開始🔧
冬タイヤは、一昨年に購入の「ヨコハマ アイスガードiG60」。
3シーズン目のご奉公となる。
まずはナットを軽~く緩め。
然る後に、ジャッキアップ。
それからサマータイヤを外し・・・
スタッドレスタイヤを装着。
この手順を、4回繰り返すのだ。
4輪のタイヤ脱着を終えたのは、9時08分。
作業開始から、46分後のことであった。
ちなみに昨年の作業時間は、36分。
この10分の遅れは、すなわち「私の体力的衰え」あるいは「老化」と、言えるかもしれない。
あんまり、認めたくないが・・・(^^;
そして、7シーズンのご奉公を終えた、「ダンロップ エナセーブEC203」。
また来年も、よろしくお願いいたします。
併せて、ワイパーも、冬用に交換。
このリアワイパーは、ゴムが裂けてビロ~ンと垂れ下がっているが。
リアなので、大勢に影響は無かろうと、放置プレイ状態が続いている。
とはいえ、そろそろ、交換すべき・・・と思われる。
フロントワイパーは、4年前に購入の「PIAA シリコートスノー」。
目視では、これは、とりあえず今シーズンもイケそうだ。
タイヤ交換の後の、履行すべきミッションは、空気圧チェック。
フロント220kPa、リヤ210kPaまでエアを充填し。
マイレガシィの冬装備は、万全となったのであります。
では、例によって、マイレガシィの燃費を、備忘録として書き残しておこう。
10月22日~30日の間、「朝里経由で真駒内」へのプチドライブがあったので、燃費計数値は13.0km/Lと、悪くない数値。
満タン法では、316.4km÷26.75L≒11.8km/L。
燃費計との乖離が、ちょっとだけ、気になる私です。
日曜日の、バードウォッチング。
妻とともに、茨戸川に架かる「山口橋」を訪れたのは、10時39分だった。
10時42分。
橋の西方向で、「カイツブリ」さん親子が、回遊を始めた。
10時49分。
やや遠い位置だったが、「マガモ♀」ちゃんの姿を確認。
11時01分には、針葉樹のてっぺんに「アオサギ」さんが飛来。
しかしながら、この方は。
私がカメラを向けたとたんに、それを拒絶するかのように飛び去ってしまったのだった(^^;
11時09分。
橋の東方向には、「謎のカモ」さん2羽が。
11時17分。
かなり遠かったが、またまたカイツブリさんが、ネス湖のネッシーのごとく出現。
11時43分には、アオサギさんが、別の針葉樹の上に戻ってきた。
この角度から見た彼(もしくは彼女)のフェイスは、鳥類というよりは爬虫類的である🐍
彼(もしくは彼女)の勇姿を撮影した後。
我々夫妻は、昼食を摂るために、一時帰宅したのでありました。
バードウォッチング午後の部は、いつもながらの「あいの里公園」へ。
14時ジャストに、そこに潜入した。
14時02分。
公園内の「トンネウス沼」で、ひときわ目立っていたのは、この「ダイサギ」さん。
14時08分には、「ミコアイサ」さんを発見。
めぐる季節の中で、渡り鳥たちは。
今年も変わらず、この場所に戻ってきてくれたのだ。
ニヒルなフェイスの「ハシビロガモ♂」くんが、回遊を始めたのは、14時12分。
いわゆる「繁殖羽」への換羽も、かなり進んだようだ。
「マガモ♂」くんも、また然りである。
14時19分には、「ヒヨドリ」さんが飛来。
この方は、本州以南に渡らない、「越冬タイプ」なのでありましょう。
「ダイサギ」さんに、
「ミコアイサ」さん。
この時期の、この場所での風物詩である。
この日、ダイサギさんは、2羽が遊びに来てくれていた。
今はまだ♂くんが「エクリプス状態」なので、雌雄の見分けが困難な「ミコアイサ」さん。
♂くんが、「繁殖羽」のパンダ模様に変身する日が、楽しみだ🐼
そして、15時05分。
ちょっととぼけた横顔の、カモさんが現れた。
撮影している時は「キンクロハジロ」さんかと思っていたのだが。
帰宅し写真を精査し、わが家の蔵書と照らし合わせたところ。
この方はおそらくは「スズガモ♀」ちゃんだと思われる。
違ったら、御免。
まるで、藤子不二雄氏が描く脇役キャラのような、そのフェイス。
私には、「ジャイアン」か「ゴジラ」にしか見えない(^^;
15時07分。
彼女は、唐突にダイビングしたかと思うと・・・
首尾よく水草をGET
まさにむさぼるように、それを食していた。
その屈託ない姿を見届けて。
私は、この日のバードウォッチングを、終了したのでした。
この前の土曜日。
我々夫妻は「円山公園」へ。
10時43分に、クルマをパークさせた。
銀杏はまさに見頃真っ盛りである🍂
11時04分。
数名の方がカメラを向けている方向に目をやると。
そこには「エゾリス」ちゃんの姿が
サービス精神溢れるこのコは。
まるで手品のように、どこからともなくクルミを取り出し・・・
ガジガジと齧り始めたのでありました。
円山公園を散策しつつ、我々夫妻が向かった先は、「座忘庵」である。
11時15分に、そこに到着。
隠れ家的たたずまいで、我々夫妻のお気に入りだった、このお店。
しかしながら残念なことに、10月31日をもって閉店してしまうのだという。
なので、慌てふためいて、我々はそこに駆け込んだのだ。
11時31分。
開店とほぼ同時に、入店。
ここの閉店の報を知ってか、表には行列が出来ていたのだが。
早めに来たのが功を奏し、一巡目で席に着くことができた。
いろいろとあるメニューの中から。
我々は、ともに「セットもの」を、チョイス。
11時36分。
私は「日替わり瓠堂セット」を。
そして妻は、「あんかけ焼きそばハーフセット 海」を、オーダーした。
きわめてあずましい、この空間。
これを愉しめるのが、最後になってしまうなんて・・・
そして、11時55分。
まずは、妻オーダーの「あんかけ焼きそばハーフセット 海」が、お目見え。
ぷりっとしたエビの姿が、透明なあんのヴェールから、透けて見える。
そして、ほぼ同時に。
私も「日替わり瓠堂セット」と、ご対面。
玉子の黄色い色彩が鮮やかな、「チャーハン」。
この日のおまかせ料理2品のうちの1つは、「鶏肉のオイスターソース味」。
さらには、「卵スープ」。
もうひとつのおまかせ料理、「エビ豆腐」。
そして「杏仁豆腐」。
加えて「つけもの」が、そのラインナップである。
この大根の漬物、ほんのり柑橘系の風味がして、美味しいのだ。
そして、玉子スープ。
それは、しっかりと熱く、そしてふわとろ。
ドーム状のそれを崩しながらいただく、チャーハン。
甘味と芳ばしさが同居した玉子が、すんばらしい◎
しつこくなく程よい味付けの、「鶏肉のオイスターソース味」。
鶏肉が、ぷるんとウマい
さらには、ごま油かほる塩あんかけの、「エビ豆腐」。
加えて、👆は。
この「日替わり瓠堂セット」の品ではないが、妻より特別支給を受けた、「穴子のピリ辛炒め 青菜添え」である。
表面はカリッとで、内面はふわっと。
甘じょっぱいたれに、マスタードがピリッと刺激を添える。
そして、仕上げのデザートは「杏仁豆腐」。
添えられた「柿」が、この古民家風造りのお店のイメージを、さらに膨らませてくれる。
極めて贅沢なひとときを享受し。
12時21分に我々夫妻は、このお店を後にしたのです。
ああ、ここを壊してしまうなんて。
この文化遺産的価値あふれる、古民家を・・・
ひたすら、「勿体ない」としか言いようがない(無念)
昼食を終え、駐車場に向かい、円山公園を登る。
その道すがらの12時58分。
池には鮮やかな繁殖羽となった「マガモ♂」くんの姿が🦆
繁殖羽のマガモ♂くんは、本当にあなどれない美しさだと思う。
13時06分に、エゾリスちゃんにバイバイし。
我々夫妻は帰宅したのでありました。