今年も、サッポロラガービール缶が、限定販売された。
「生」ではない「熱処理」された、このビール。
いまや、キリンのクラシックラガーと、このサッポロラガーが、最後の砦だといえましょう。
原材料に「米」が入っているのが、国産ビールの特色である。
東芝ホーム屋台で焼き上げた「手羽先」とともに、それをたしなんだ🍺
私がビールを初めて飲んだ、昭和の終わり頃。
コンパで先輩から強要されて飲まされたビールが、サッポロラガーだった。
当時、北海道においては、「ビール≒サッポロラガー」だったような気がする。
あの時代のそれは、苦くて酸っぱくて・・・
正直言って、ビールをウマいと思ったことは、皆無だった。
その後1987年に、アサヒのいわゆる「コクキレビール」が登場してから。
私はビール好きのビール腹になったというのが、紛れもない真実なのである。
しかしながら。
現代のサッポロラガーは、あの時よりも、確実に飲みやすく、美味しい。
苦みと甘みと酸味がバランス良く、学生時代に飲んだそれとは、明らかに違う。
後味に残る、キリリとした、苦み。
サッポロラガー自体が変わったのか、それとも私が年輪を経て変わったのか・・・
それは自分自身では判断できないが、今の私は、このサッポロラガーを、大いに愛する🍻